中国・ジブチ、紅海とバベルマンデブ海峡の航行自由を共同公報で確認 北京外相会談で安全保障協力も

中国・ジブチ、紅海とバベルマンデブ海峡の航行自由を共同公報で確認 北京外相会談で安全保障協力も

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中国の王毅外相とジブチのオマル外相は2026年10月21日、北京で会談した。両国は会談後、紅海とバベルマンデブ海峡の航行の自由を重視する共同公報を発表。各国商船が国際法に基づいて行使する航行権の尊重と、地域の緊張が紅海にさらに波及する事態の回避を求めた。

商船の航行権と沿岸諸国の主権を重視

共同公報は、アフリカの角の平和と安定、紅海・アデン湾の航路の安全を扱っている。ロイターによると、ジブチはバベルマンデブ海峡を挟んでイエメンの対岸に位置する。両国外相は公報で商船の航行権を重視するとともに、紅海の管理と安全保障において、沿岸諸国の主権、領土保全、意思を尊重するよう求めた。

緊張への対応手段として掲げたのは、対話と外交による解決だ。公報は域外の大国に対しても、武力や一方的な制裁に安易に訴えないよう呼びかけている。航行の自由を求める立場と、沿岸諸国の意思を踏まえた対応を求める立場を併せて示した。

海上の安全を巡っては、両国は共同公報で、紅海・アデン湾の海賊問題が再燃しているとして深い懸念を表明した。対策として、国連海洋法条約の枠内で沿岸諸国とそのパートナーが協力を強めるよう要請している。人道面でも、国際人道法の順守と、人道支援が安全かつ円滑に届くためのアクセス確保を求めた。

中国外務省によると、両国外相は会談後、グローバル安全保障イニシアチブに関する協力を共同で進める政府間覚書にも署名した。紅海の航路の安全と地域の安定に関する共通の立場を公報で示すとともに、安全保障分野での協力を進める姿勢を明確にした。

参考・出典

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