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ロシア連邦保安局(FSB)は2026年11月1日(現地時間)、米国の法執行機関から提供されたモスクワのツァリツィノ博物館・自然保護区へのテロ攻撃に関する情報を調べ、ロシア国籍の未成年者を拘束したと発表した。米国大使館は前日の10月31日、同施設で多数の死傷者が出る恐れを警告していた。
米国の警告を受け、警備強化と催しの中止を実施
ツァリツィノは、モスクワ南部にある宮殿博物館と公園からなる複合施設だ。米国大使館は10月31日(現地時間)、同日中に多数の死傷者が出る事態につながり得る「信頼できる脅威」があるとして、施設周辺を避けるよう呼び掛けた。DWによると、ドイツ大使館も同日、自国民に周辺への接近を避けるよう通知した。
FSBは10月31日、米国から情報を受け取り、対応中だと説明していた。11月1日には、米国の法執行機関からの情報をFSB、国家親衛隊、内務省、捜査委員会が共同で確認した結果、未成年者を拘束したと発表した。RBCが受領したFSBの声明によると、安全確保のため予定されていた催しが中止され、周辺の警備も強化された。
TikTokへの写真投稿を調査、捜査委員会が手続き判断へ
FSBによると、未成年者はTikTokに戦術服や目出し帽姿で、自動火器に似た物を持つ写真を投稿していた。ツァリツィノで撮影した写真には「I found a place(場所を見つけた)」と添えていたという。
自宅からは投稿写真に写っていた衣類や装備品が見つかり、端末からはネオナチ系テレグラムチャンネルの購読と、テロ攻撃や大量殺人などに関する多数の検索履歴が確認されたとFSBは説明した。CNNはFSBの説明として、自宅でエアソフトガンが見つかったとも報じている。ただし、写真に写った物が実銃と確認されたわけではなく、攻撃計画の実態も独立には確認されていない。
施設の営業状況については、DWが別媒体による施設コールセンターへの取材を紹介し、10月31日に一時閉鎖された施設が11月1日朝には通常営業していたと伝えた。
FSBは米国側の情報提供に謝意を表明した。RBCによると、11月1日の報道時点では、モスクワの捜査委員会部門が今後の手続き上の判断を進めていた。
参考・出典
- ФСБ сообщила о задержании после данных о подготовке теракта в «Царицыно»
- Security Alert: Threat to Tsaritsyno Museum Reserve in Moscow
- Russia’s FSB says minor detained over park attack threat after US tip-off
- Russia’s security service detains a teenager planning a ‘terror attack’ after a US tip-off
- Германия предупредила граждан ФРГ в РФ об угрозе теракта в «Царицыно»
- ФСБ опубликовала видео задержания подростка, угрожавшего терактом в парке «Царицыно»
- Большой дворец – Музей-заповедник «Царицыно»
- Музей-заповедник «Царицыно» | Официальный сайт
