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ロイターは2026年10月2日、ロシアの富裕層による「自発的」な予算拠出が年初から4710億ルーブル(56億ドル超)に達し、政府支出の1%超に相当すると、政府予算文書に基づき報じた。一方、The Bellは予算案の説明文書にある4714億ルーブルを2026年通年の見込み額と報じ、8月中旬までの実績を約3840億ルーブルとしている。
財政赤字はGDP比3.2%、拠出で一部を補う
ロイターによると、2026年の財政赤字は7兆3000億ルーブル、国内総生産(GDP)比3.2%となる見通しだ。当初目標は同1.6%だった。4710億ルーブルの拠出がなければ、赤字はGDP比3.4%に達した可能性があるとしている。
同通信は、軍事・治安関連支出が2026年の予算支出の38%に達する計画だと報道。今回の拠出による収入は、主に金属・肥料企業が負担する企業の超過利潤税収を上回ったという。
クレムリンは戦争資金としての要請を否定
ロイターによると、拠出金は予算文書で「自発的な受け入れ」と位置付けられている。プーチン大統領は9月3日、企業からの拠出は数千億ルーブル規模で、企業側からの提案だったと説明した。インタファクスによると、資金は主に教育や医療など社会分野に充てると述べた。
3月の非公開会合をめぐっては、ペスコフ大統領報道官が、プーチン氏が企業側に拠出を求めたことや、戦争資金として拠出するよう説明したことを否定している。会合の参加者全員や個別の拠出額は公表されていない。
