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ズベルバンクのアレクサンドル・ベジャヒン第一副最高経営責任者は2026年10月14日(現地時間)、ロシア・サラトフ州バラコボにある同行のデータセンターが攻撃を受けたと認めた。ロイターはウクライナの無人機による攻撃と報じた。同氏は、同行の全システムとサービスは通常通り稼働していると説明した。
建屋に損傷との報道、計算設備への影響は不明
ロシア紙コメルサントなどによると、攻撃は14日未明に発生した。ズベルバンクはRBCに対し、従業員に負傷者はいないと説明している。
ロイターは、攻撃を受けた施設をズベルバンクが所有するロシア最大のデータセンターと位置付けている。施設はバラコボ原子力発電所とサラトフ水力発電所の近くに立地し、建設工事が進められている。
独立系メディアThe Insiderは、攻撃後に公開された写真の位置特定に基づき、建設中の建屋に損傷があったとする調査結果を伝えた。ただし、内部の計算設備にどの程度の被害が出たかは明らかになっていない。
ロイターが紹介したRIAノーボスチの2024年の報道によると、施設面積は5万5000平方メートルで、2027年に稼働予定のロシア最大のスーパーコンピューターを収容する計画だった。計画の現在の進捗や、計算設備の損傷の有無について、ズベルバンクは具体的な説明をしていない。
ズベルバンクはAIモデル「GigaChat」を開発しているが、今回の攻撃による開発への影響は確認されていない。
ロイターによると、直前の1週間にはロシアIT大手ヤンデックスが所有するデータセンター3施設も攻撃を受けた。ヤンデックスでは一部サービスに障害が発生しており、ロシアの主要なデータ処理拠点への攻撃が相次いでいる。
