プーチン邸、無人機攻撃主張に証拠なし 独仏がロシア説明に距離
ロシアの「ウクライナ軍がプーチン公邸を無人機で攻撃しようとした」との主張について、2025年12月30日、ドイツとフランスの当局者は裏付けとなる証拠を把握しておらず、和平協議の局面で根拠不明の主張がエスカレーションの口実になり得ると懸念している。
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ロシアの「ウクライナ軍がプーチン公邸を無人機で攻撃しようとした」との主張について、2025年12月30日、ドイツとフランスの当局者は裏付けとなる証拠を把握しておらず、和平協議の局面で根拠不明の主張がエスカレーションの口実になり得ると懸念している。
ラトビアは2025年12月29日、ロシア国境に沿う約280kmの国境フェンス整備を完了。内相は監視システム導入でEU東端の近代的警備体制を目指すとし、運用と費用負担が次課題となる。物理的な「壁」は一区切りだが、現場運用や維持費、EU連携による監視強化が今後の焦点となる。
ロシアが「ウクライナがプーチン大統領公邸を攻撃しようとした」と主張、トランプ米大統領も「怒りを感じる」と述べたことで和平の機運が損なわれかねない。ロシアは交渉見直しを示唆、ウクライナは全面否定し、真偽不明の物語が交渉の前提を揺るがしている。影響は国際交渉に波及する懸念もある。
ゼレンスキー大統領は2025年12月29日、ロシアとの戦争終結をにらむ和平枠組み案で、米国がウクライナに「15年間」の安全保障を与える想定があると説明。さらにトランプ米大統領には最長50年規模の保証を求めたと、チャットアプリを通じた記者対応で明らかにした。
JNTO推計で2025年1〜11月の訪日外客が累計3906万5600人と2024年の年間を既に超過。特にロシアは18万6700人と倍増し、ビザ差が訪日需要や観光の行き先選びに影響を与えている。旅行業界や自治体の対応も注目される。ビザ政策の影響は今後も焦点だ。
ウクライナ軍参謀本部は12月28日夜〜29日未明、無人機(ドローン)でロシア中部サマラ州シズラン市のシズラン製油所を攻撃し火災が発生したと発表した。被害の程度は現在確認中で、同製油所への攻撃は12月5日に続き今月2度目としている。付近への影響や被害状況は詳報を待っている。
複数の業界関係者がロイターに明らかにしたところによると、ロシアが中央アジアやアフガニスタン向けに2025年1〜11月に輸出したLPGは前年同期のほぼ倍の101万6000トンに達し、欧州市場の制約で周辺国の燃料調達にロシア依存が強まっている。
トランプ大統領は12月28日フロリダ・パームビーチでゼレンスキー大統領と会談し、ロシアの侵攻終結に向けた和平合意は「前に進んだ」としつつ、成立まで「数週間」かかる可能性を示した。交渉進展と時間的空白が前線と支援国の判断に影響している。合意の具体的内容は未公表だ。
ロシア国営のロステックは2025年12月22日、Su-57に新型エンジン「プロダクト177」を搭載した試験機の飛行試験を開始したと発表。テストパイロットのロマン・コンドラチェフ氏が操縦し、飛行は計画通りに実施。今後は統合評価を含む一連の試験を進める。
ゼレンスキー大統領は12月28日、フロリダでトランプ大統領と会談すると表明。焦点は米国仲介の「20項目」和平枠組みと再侵攻抑止の安全保証で、戦闘下で両首脳が具体的合意を詰められるかが強く注目される。ウクライナ戦争の行方を左右する可能性がある。
2025年12月27日未明、キーウでロシアによる大規模攻撃が発生。爆発音が響き、防空システムが作動。巡航ミサイルと弾道ミサイルが投入されたとウクライナ軍が報告。迎撃用レーダーとミサイルが作動し、被害や死傷者の情報は現時点で未確認と伝えられている。
鈴木憲和農相は閣議後会見で、日露の地先沖合漁業で2026年分の漁獲枠など合意に至らなかったと表明。マダラ漁を中心にEEZでの調整が難航し、今後の日露交渉や漁獲管理、操業ルールの見直しが焦点となる。
ロシアのアレクサンドル・ノバク副首相は、LNG(液化天然ガス)の年産1億トン達成が欧米制裁に伴う設備調達や物流制約で「数年」先送りになり、主要LNGプロジェクトや輸出計画の見通しが後退。影響で投資や長期契約の調整が必要になり、世界のエネルギー市場に波及すると指摘した。
ゼレンスキー大統領は2025年12月24日、米国との協議でまとめた「20項目」枠組み案を公表。焦点は停戦後の再侵略防止に向けた安全の保証や領土処理、ロシア侵攻の終結条件など。合意の骨格は示されたが、最終的な痛み分けや領土返還の扱いは依然不透明だ。
国連安全保障理事会は12月23日、米国とベネズエラを巡る緊急会合を開催。米はマドゥロ政権の資金源を断つ制裁の徹底を訴え、ロシアは中南米での武力行使拡大の危険を警告。議場の応酬の陰で海上輸送や港湾、日常生活への影響が深刻化している。経済制裁と外交摩擦で地域不安が増す。
ロシア外務省は2025年12月22日、ラブロフ外相がベネズエラのイバン・ヒル外相と電話会談し、カリブ海での米国の行動が「エスカレーション」となり地域に深刻な影響を及ぼし得るとの懸念を共有したと発表。ロシアはベネズエラへの連帯と全面的支持を改めて表明した。
年末恒例のテレビ中継でプーチン大統領は、ウクライナ侵攻後の新たな戦争は「ロシアが尊重されるか次第」と条件を示し、欧州攻撃説を根拠なしと退けた。言葉の強さの裏で、ロシアの安全保障や国際的地位の承認を求める姿勢が鮮明になり、欧州とウクライナへの具体的要求が焦点となる。
2025年12月21日、国内メディアはウクライナ北東部スムイ州の国境沿いフラボウシケ村でロシア軍が越境し住民約50人をロシア側へ連れ去ったと軍が説明、現地ではその後も戦闘が続いていると伝えた。ウクライナ当局は身元や安否の確認を進めており、現地情勢は緊迫している
ワルシャワでの共同記者会見でポーランドのナブロツキ大統領がウクライナ支援の評価不足に不満を表明。ゼレンスキー大統領は協力継続とドローン防空など軍事支援を提案し、対ロ戦をめぐる隣国の安全保障関係は感情と実務が同居する局面に入った。今後の軍事・経済支援や調整が焦点だ。
2025年12月19日、エジプト訪問中のラブロフ外相は、停戦後に欧州主導の「ウクライナ多国籍軍」を置く構想を「ロシアへの脅威づくり」と非難。停戦の先での部隊配置を巡る議論が再び硬直している。