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ロイターによると、ストリーティング英国防相は2026年10月15日(現地時間)、ヘグセス米国防長官との会談で、ウクライナ向け衛星通信「スターリンク」の復旧を歓迎したと説明した。一方、軍向けサービス「スターシールド」の利用制限はホワイトハウス内部から指示されたと、ロイターが匿名当局者の証言として報じた。
移動中の通信が再開、復旧範囲には不明点
ウクライナ軍では、衛星通信の制限によって無人機の運用に支障が出ていた。ウクライナ当局者によると、高速移動する機体に搭載された受信機が通信できなくなり、攻撃任務やロシアの無人機を迎撃する任務に影響した。
ロイターがウクライナ国防省関係者の話として伝えたところによると、15日には移動中の受信機で通信が再開した。ただし、受信機を搭載した機体などの移動速度には、時速160キロまでの制限が残ると説明した。
一方、アクシオスは同日、ウクライナ当局者の話として、スターリンクとスターシールドが全面復旧したと報じた。復旧したサービスの範囲や速度制限の適用状況について、両報道の説明には違いがある。
スターシールドは、SpaceXが国家安全保障向けに提供する軍事衛星通信サービスで、商用のスターリンクとは用途や管理形態が異なる。
ストリーティング氏はフォックス・ニュースへの出演で、ヘグセス氏との会談では通信復旧を歓迎したものの、中断理由について詳しく話し合わなかったと説明した。会談では冬季に向けたウクライナ支援を重視したという。
制限命令はホワイトハウス内部から、決定者は未特定
制限の指示系統について、ロイターは米当局者2人と西側当局者1人の話として、米国防総省の幹部にウクライナ軍向けスターシールドのサービスを制限するよう連絡が届いたと報じた。
命令はホワイトハウス内部から出たとされるが、取材に応じた当局者は、具体的な決定者や実施責任者を特定しなかった。
ロイターによると、米政府高官はトランプ大統領本人が制限を要請したことはないと説明した。ホワイトハウスは、政権内の他の当局者が要請した可能性については回答しなかった。
SpaceXのマスク氏は、スターシールドの速度や利用条件に関する制限は米軍が決定し、最終的な権限は大統領にあるとの見解を示している。
参考・出典
- UK’s Streeting says he and Hegseth welcomed Starlink restoration in Ukraine | MarketScreener UK
- Exclusive-Order to limit Starshield for Ukraine came from inside White House, sources say – Internazionale
- ‘Starshield restriction order came from White House’ – RTHK
- Ukraine hits Russian refinery as Starlink satellite services are restored
- Trump didn’t order limits on Kyiv’s SpaceX access, US says | News & Features | ArcaMax Publishing
