ウクライナ、スターリンクとスターシールド復旧を発表 時速400キロ超の移動でも安定接続

ウクライナ、スターリンクとスターシールド復旧を発表 時速400キロ超の移動でも安定接続

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ウクライナのゼレンスキー大統領は2026年10月24日(現地時間)、スターリンクとスターシールドが利用制限前の稼働状態に復旧したと発表した。国防省も、自省の監視で復旧を確認し、時速400キロを超える移動中も接続が安定していると説明した。

高速移動中の接続を確認、前線の兵站や防御に重要性

ゼレンスキー氏によると、復旧は夜間に始まり、24日朝には利用に十分な状態になった。試験を実施し、両サービスが動作したと説明した。復旧の重要性として、前線の兵站とジェット推進型「シャヘド」への防御を挙げた。

ロイターによると、利用制限は1週間以上続き、軍事作戦を妨げ、米国との緊張を高めた。ウクライナ当局者は同通信に対し、時速160キロでの制限がロシアの攻撃用無人機の迎撃を妨げ、一部の作戦中止につながったと説明した。

国防省が復旧後の接続について示した「時速400キロ超」は、データの通信速度ではなく、接続を維持できた際の移動速度を指す。復旧の発表はウクライナ側の試験と監視に基づくもので、同省は引き続き稼働状況の監視と記録を続けるとしている。

制限理由を巡っては主張に隔たり

ロイターが伝えたマスク氏のX投稿によると、同氏はウクライナ軍が利用規約に違反し、スターリンクを攻撃用無人機に使用したと主張した。その利用経路を前週に閉じたと説明している。

これに対し、ウクライナ大統領顧問のベスクレストノフ氏は、スターリンクを長・中距離の攻撃用無人機の運用に使うことは物理的に不可能だと反論した。ロイターが同氏の説明を伝えた。

一方、AP通信によると、マスク氏はスターシールドの変更については米政府が管理していると説明した。スターリンクの利用経路を閉じたとの自身の説明と、スターシールドの管理を区別する立場を示している。

スターシールドの速度制限を誰が指示したかについても、マスク氏と米政府当局者の説明は食い違っている。制限を巡る責任の所在は明らかになっていない。

参考・出典

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