ヤンデックス、ロシアのデータセンターがドローン攻撃で全面停止 クラウドの一部ゾーンも障害

ヤンデックス、ロシアのデータセンターがドローン攻撃で全面停止 クラウドの一部ゾーンも障害

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ヤンデックスは2026年10月8日(現地時間)、ロシア・リャザン州サソボのデータセンターがドローン攻撃で火災となり、操業を全面停止したと説明した。AFPが取材した同社広報担当者によると、負傷者はいない。設備の被害規模を調査しており、復旧できるかどうかは確認できていない。

クラウド利用者に別ゾーンの利用を案内

ロイターが伝えたヤンデックスの説明によると、主要な消費者向けサービスには影響がなかった。一方、クラウドサービス「Yandex Cloud」では、可用性ゾーン「ru-central1-b」で電力供給に問題が発生した。

Yandex Cloudの公式障害情報によると、8日には他のゾーンへの必要な負荷切り替えが完了した。ただし、対象ゾーンは利用できない状態が続き、新しい仮想マシンやデータベースなどの作成にも制限が生じる可能性があるとしている。

メールサービスでは一部の利用者に不具合が生じたが、コメルサントが取材したYandex 360は、8日に解消したと説明した。サソボ施設自体の操業再開は確認されていない。

数万台のサーバーを収容、設備被害を評価中

ロイターによると、サソボ施設はヤンデックスが持つ大型データセンター5カ所の一つで、数万台のサーバーを収容する。ヤンデックスは火災によってインフラの一部に被害が生じたと説明している。

同社は2021年、保有するスーパーコンピューター3基のうち2基をサソボに設置していると説明していた。これらはNVIDIA A100を用い、AIモデル「YandexGPT」の開発に使われる設備だ。今回の攻撃で被害を受けたかどうかについて、同社は回答を控えた。

ロイターは今回を、ウクライナとの戦争開始後、ロシアのデータハブに対する初の大規模攻撃と位置付けた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は8日、ロシアによるデータセンターへの攻撃に同様の方法で応じていると述べた。ただし、ヤンデックス施設への攻撃について直接言及したわけではない。

インタファクスによると、ヤンデックスは8日夕方、設備被害を評価中で、復旧可能かは確認できないと説明した。Yandex Cloudの公式障害情報でも、対象ゾーンの利用不能が続いている。

参考・出典

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