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サウジアラビアが支援するイエメン暫定政府軍は2026年10月5日(現地時間)、紅海沿岸の港湾都市モカとバベルマンデブ海峡周辺の拠点を奪還したと発表した。政府系サバ通信もモカ制圧を伝えた。一方、フーシ派側はモカ陥落や政府軍の進軍を否定しており、実際の支配状況はなお争われている。
ドゥバブ飛行場を掌握、沿岸道路を遮断
暫定政府は同日、フーシ派支配地域の奪還を目指す「イエメンの夜明け」作戦を展開した。
サバ通信によると、政府側部隊はドゥバブ地区とバベルマンデブ海峡周辺の拠点を制圧したと発表。ドゥバブ飛行場を掌握し、ドゥバブ―モカ間の道路を遮断して火力支配下に置いたとしている。その後、政府側はモカ市内も制圧したと発表し、残存するフーシ派部隊の掃討や地域の警戒を続けている。
ロイターも、政府軍がサウジ主導連合軍の航空支援を受けて海峡周辺からモカ方面へ前進したと報じた。ただし、政府側が主張する戦果の範囲は独自に確認できていないとしている。
フーシ派側はモカ陥落を否定
一方、アルジャジーラによると、フーシ派側のタイズ副知事フアド・シナンは5日夜、モカ市内からとする動画を公開し、市が政府軍に制圧されたとの情報を否定した。
共同通信の取材でも、フーシ派のブハイティ幹部は海峡周辺で「戦闘は継続中だ」と主張した。ロイターも海峡近くの軍事基地で戦闘が続いているとの政府筋の証言を伝えており、モカと海峡周辺の実効支配はなお独立確認されていない。
