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イエメンの国際承認政府は7月13日(現地時間)、政府軍がフーシ派支配下のサナア国際空港の滑走路を攻撃したと発表した。フーシ派はサウジアラビアによる攻撃だと主張し、同国南部のアブハ国際空港をミサイルと無人機で攻撃したと表明した。
イラン便を巡り滑走路を攻撃
国防省は、フーシ派がイエメン国営航空会社イエメニアの航空機の着陸を妨げる一方、政府の許可を得ていないイラン機を受け入れようとしたため、滑走路を標的にしたと説明した。AP通信などによると、イラン機はフーシ派代表団をテヘランから帰還させる便で、攻撃後にサナアへの着陸を断念し、フーシ派支配下のホデイダ空港に着陸した。
政府運輸省は11日(現地時間)、政府の権限外でイランなどから外国便をサナア空港に就航させる動きは、主権、国内航空法、国際民間航空規則に反すると表明していた。政府閣僚会議は13日(現地時間)、新たなイラン便の到着を受け、常時会合を開く態勢への移行と危機管理チームの設置を決定した。
AP通信によると、政府は同日、イエメン国内の全空港を追って通知するまで閉鎖すると発表した。
フーシ派、アブハ空港への攻撃を表明
AP通信などによると、フーシ派は13日(現地時間)、サナア空港への攻撃をサウジアラビアによるものだと非難した。サウジ軍の直接関与を裏付ける情報は確認されておらず、サウジ当局はコメント要請に直ちに応じなかった。
フーシ派のヤヒヤ・サリー報道官は、サウジ南部のアブハ国際空港を弾道ミサイルと無人機で攻撃したと表明した。AP通信は死傷者の報告はないと伝えた。ロイターによると、サウジ主導有志連合のトゥルキ・マリキ報道官は同日夜(現地時間)、サウジ南部に向けて発射された弾道ミサイルを防空部隊が迎撃したとSNSで発表した。無人機の迎撃状況やアブハ空港への着弾、施設被害は確認されていない。
フーシ派は首都サナアと北部の大部分を実効支配し、国際的に承認された政府は南部アデンを拠点とする。今回の攻撃は、フーシ派がサウジアラビアに対して実行したと表明したものとしては2022年以来初めてで、4年にわたる事実上の沈静化を揺るがした。
AP通信によると、国連安全保障理事会は13日(米東部時間)に緊急会合を開き、国連政務局のハレド・ヒアリ事務次長補が追加のエスカレーションを避け、国連主導の交渉に戻るよう呼びかけた。
イエメン政府は14日(現地時間)、大統領指導評議会と国防会議の共同会合で、警戒態勢の強化と政治、外交、法的、軍事的措置の継続を承認した。一方、より広範な衝突に引き込まれないよう対応する方針も示した。
AP通信によると、フーシ派は同日、中部バイダ州でサウジアラビアの偵察機を撃墜したと主張した。独立した裏付けは確認されていない。
参考・出典
- وزارة الدفاع: القوات المسلحة استهدفت مدرج مطار صنعاء الدولي
- Transport Ministry Rejects Unauthorized Iranian Flights to Sana’a Airport
- Cabinet Declares Permanent Session Over Houthi Escalation
- Defense Minister Vows to Confront Violations of Yemen’s Airspace
- Yemen’s Houthi rebels launch missiles and drones at Saudi Arabia’s Abha airport
- Yemen at risk of getting dragged back into war as Saudis and Houthis exchange airstrikes
- フーシ派がサウジにミサイル発射、支配下の空港攻撃と非難
- Tension rising as Yemen gov’t attacks Sanaa airport, Houthis fire missiles
