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イエメン南部シャブワ州で2026年10月19日(現地時間)、政府側の治安部隊の訓練施設がフーシ派の攻撃を受けた。ロイターによると、同州のアワド・アルワジル知事は、58人が死亡、200人超が負傷し、14人が行方不明になっていると説明した。
新兵の訓練施設にミサイル攻撃、58人死亡
攻撃されたのはアルアラム基地にある治安部隊の訓練施設。ロイターの取材に匿名で応じた地元当局筋によると、フーシ派は治安部隊が訓練を行っていた際、弾道ミサイル3発を発射した。
APによると、攻撃を受けたのは訓練・準備段階にある新兵だった。シャブワ州政府は攻撃によって多数の死傷者が発生したと発表し、被害がさらに拡大する可能性も示している。
フーシ派のヤヒヤ・サリー軍事報道官はアルアラム基地への攻撃を認めた。サリー氏は施設をサウジアラビア軍が運営していたと主張したが、独立した裏付けは確認されていない。ロイターの取材時点で、サウジ当局から直ちに回答はなかった。
シャブワ州はアデン湾に面する資源産出地域。ロイターによると、政府軍は10月にフーシ派支配地域の奪還作戦を開始し、紅海とアデン湾を結ぶバベルマンデブ海峡付近で領土を取り戻していた。今回の攻撃との直接的な因果関係は明らかになっていない。
州政府が防空・早期警戒システムの配備を要請
APによると、シャブワ州政府はイエメンの大統領指導評議会や政府、サウジアラビア主導の連合に対し、防空・早期警戒システムの配備を急ぐよう求めた。
イエメン大統領指導評議会のラシャド・アルアリミ議長は19日、負傷者への医療支援と遺族への支援を関係当局に指示し、攻撃に対して断固とした対応を取る方針を示した。
