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ロイターによると、フーシ派は2026年10月27日(現地時間)、サウジアラビアのラス・タヌラ製油所を弾道ミサイルで攻撃したと表明した。施設付近では火災も報じられたが、APは製油所に命中したとの主張を確認できなかったとしている。
石油拠点付近で火災報道、サウジ側は迎撃を発表
ロイターによると、フーシ派の軍事報道官ヤヒヤ・サリー氏は、製油所への弾道ミサイル攻撃で火災が発生したと主張した。ロイターの記事掲載時点で、サウジ当局は製油所への攻撃を直ちには確認していなかった。
ラス・タヌラはホルムズ海峡の西側の湾岸に位置し、製油所のほか、タンカーへの積み込み設備や貯蔵タンクを備える石油拠点だ。ロイターが伝えた製油所の処理能力は日量55万バレルで、設備の能力を示す数値だ。
一方、ブルームバーグは27日付の記事で、事情を知る匿名の人物の話として、同日未明にラス・タヌラのアラムコ施設付近で発生した火災は封じ込められたと報じた。被害の程度は直ちには明らかでないとしている。火災が報じられたのは施設付近で、フーシ派が主張する製油所への命中との具体的な関係は不明だ。
ブルームバーグによると、サウジ側は同日、東部地域に向けて発射されたフーシ派の弾道ミサイル3発を迎撃・破壊したと発表した。また、同社の取材に対し、アラムコ広報とサウジ・エネルギー省から即時の回答はなかった。
軍用機への攻撃と海峡付近の戦闘も主張
ロイターによると、フーシ派はサウジ軍用機を攻撃したとも表明した。さらに、バベルマンデブ海峡の南側進入路付近では、サウジの支援を受けていると同派が説明する部隊の前進を撃退したと主張した。海峡付近の戦闘は、ラス・タヌラとは別の地点で起きた出来事だ。
この沿岸地域を巡っては、ロイターは、サウジ支援下のイエメン政府軍が10月初め、フーシ派が9月に掌握した地域から同派を押し出したと報じている。今回の前進撃退の表明は、こうした沿岸部での戦闘を巡るフーシ派側の主張だ。
参考・出典
- Yemen’s Houthis say they hit Saudi Ras Tanura oil refinery with missile
- Aramco Contains Fire Near Ras Tanura Oil Hub
- Brig. Saree: Armed forces target Ras Tanura Refinery in eastern province
- Yemen’s Houthis claim missile attack on Saudi Arabia’s Ras Tanura oil refinery
- Houthis claim strikes on Saudi refinery, ministry
