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中東で続く無人機戦の脅威が、米英部隊が集まるイラク北部の拠点にも及んだ。3月11日夜の攻撃では負傷者の評価に米英で差が残る一方、英国のジョン・ヒーリー国防相は翌12日、ロシアのウクライナ侵攻で磨かれた運用がイラン側にも生かされているとの見方を示した。迎撃で被害を抑えても、後方基地が安全圏ではなくなっている現実を改めて浮かび上がらせた。
アルビル基地に打撃
AP通信や英国側の説明によると、攻撃を受けたのはイラク北部アルビルの基地で、米英軍が駐留する拠点である。英国軍当局は複数の米兵が負傷したと説明した。一方で米国防当局者は3月12日、重大な負傷は確認されておらず、攻撃を受けた要員は引き続き任務に就いていると述べ、被害の深刻度をやや抑えた。
それでも、イランと米国・イスラエルの対立が広域化するなかで、イラクや湾岸地域の基地が継続的に無人機やミサイルの射程に置かれている状況は変わらない。前線から距離のある拠点でも警戒と迎撃を常態化させなければならず、人的被害が限定的でも部隊運用への圧力は増している。
ロシア流戦法 英警戒
ヒーリー国防相は12日、今回の攻撃について、ロシアがウクライナ侵攻で示してきた無人機運用の特徴と重なるとの認識を示した。英国は、イラン製無人機がロシアの戦場で大量投入されてきた経緯を踏まえ、両国の技術や戦術の循環を警戒してきた。中東での基地防空は、もはや地域限定の問題ではなく、欧州の戦場で得た対ドローンの教訓と一体で考える局面に入っている。
今回の攻撃が示すのは、安価な無人機を束で飛ばす戦い方が、従来の抑止や後方の安全確保を鈍らせていることだ。被害が軽微でも、迎撃のための人員や装備、警戒態勢は確実に消耗する。米英にとっては、イラク駐留の安全確保と地域関与のコストを改めて見直す圧力が強まりそうだ。
