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ロシア当局がスパイ容疑で拘束している北海道新聞の男性記者について、日本政府関係者は27日、追加の領事面会を求めていく考えを示した。ロイターが報じた。26日には在ロシア日本大使館員が記者と初めて面会し、健康状態に問題がないことを確認したが、記者の勾留は続いている。
健康状態を確認、次回面会の見通しは示さず
外務省は26日、在ロシア日本大使館員による領事面会を実施したと発表した。記者は10月13日にロシア極東サハリン州のユジノサハリンスクで拘束され、モスクワへ移送されていた。
外務省によると、面会時点で記者の健康状態に問題は確認されなかった。また、ロイターが27日に伝えた政府関係者の話では、拷問を受けたような形跡も確認されていないという。一方、ロシア側が主張するスパイ容疑について、記者がどのように説明したかは公表されていない。
共同通信によると、在ロシア日本大使館は26日、面会内容の詳細を明らかにせず、次回面会の見通しについても「予断を持って答えられない」と説明した。27日に日本政府関係者が追加面会を求める意向を示したものの、具体的な日程は明らかになっていない。
記者はモスクワの拘置所で勾留されている。共同通信は勾留期限を12月12日と伝えており、北海道新聞が選任した弁護士による面会は、領事面会とは別に行われるという。
日本側は面会の実現に先立ち、ロシア側に働きかけを続けていた。外務省によると、10月13日と14日には在外公館幹部が速やかな情報提供と人道的配慮、公正・公平な取り扱いを申し入れた。
日本政府は記者の即時解放を引き続き求めている。27日には木原稔官房長官も、さまざまな機会を通じてロシア側に日本の立場を強く伝えていく考えを示した。
