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韓国軍によると、北朝鮮は2026年10月3日午前6時30分ごろ(韓国時間、日本時間と同じ)、東部の元山周辺から日本海に向け弾道ミサイル1発を発射した。日本政府は午前6時36分ごろの発射としており、最高高度約90キロ、約680キロ飛翔して日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと推定している。北朝鮮は4日、中距離戦略ミサイルの発射訓練だったと公表し、約1000キロ先の目標に命中したと主張した。
飛行距離と追跡能力を巡り双方が説明
韓国軍合同参謀本部は、ミサイルが700キロ超を飛行したと発表した。日本政府の約680キロという分析とは幅があるものの、いずれも北朝鮮側が主張する約1000キロを下回る。北朝鮮による弾道ミサイル発射は9月20日以来だった。
朝鮮中央通信によると、3日の発射は金正恩総書記立ち会いの下、極超音速戦略兵器システムを運用するミサイル部隊の訓練として実施された。北朝鮮側は、戦争抑止力の信頼性や効率性、機動性を評価する目的だったと説明し、中距離戦略ミサイルが日本海上の約1000キロ先の設定目標に命中したと主張した。極超音速性能や命中結果は独立して確認されていない。
金与正氏は、変則的な「波状軌道」により韓国と日本が途中でミサイルを追跡できなくなったと主張した。これに対し韓国国防部は4日、発射準備段階から監視し、発射直後に探知・追跡して発射地点も特定したと反論。最近の北朝鮮ミサイルは韓米の防衛資産で十分に探知・迎撃可能な水準だと評価した。
一方、聯合ニュースは韓国政府の見方として、今回のように北東方向へ飛行する場合は地球の曲率やレーダー資産の限界から終末まで追跡しにくいと伝えている。日韓の分析と北朝鮮の主張に約300キロの差が生じた具体的な理由は確定していない。
