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朝鮮中央通信(KCNA)は9月30日、北朝鮮の金与正氏が29日付で出した談話を伝えた。金氏は、非武装地帯(DMZ)で韓国兵3人が負傷した爆発について、北朝鮮の地雷が原因とする韓国側の判断を否定した。ロイターやAP通信によると、韓国側が証拠を捏造していると非難し、警告射撃ではなく北朝鮮兵に実弾射撃を加えれば報復すると警告した。
捜索路の開設中に起きた爆発
韓国国防部によると、9月21日、韓国軍は地雷敷設が疑われる地形の変化を国連軍司令部と調べるため、DMZ内に新たな捜索路を開く作業をしていた。作業中に2度の爆発が起き、兵士2人が重傷、1人が軽傷を負った。AP通信によると、現場はDMZ西部の軍事境界線から南へ約10メートルの地点だった。
韓国軍は28日、爆発物の成分や爆発痕などから、北朝鮮軍が敷設した地雷による可能性が非常に高いとの中間調査結果を発表した。
29日の韓国軍と国連軍司令部による現場調査では、軍事境界線南側から北朝鮮の樹脂製対人地雷1発が新たに発見された。
国連軍は休戦協定違反と判断
国連軍司令部は30日、合同調査の結果、休戦協定違反が発生したと判断したと表明した。韓国軍も同日、韓国兵が北朝鮮軍の地雷によって負傷したとの立場を示し、北朝鮮に謝罪と責任ある措置を求めるとともに、軍事境界線付近で進める「国境線要塞化」の即時中断を要求した。
一方、金氏は地雷爆発を韓国側の「自作自演」と主張し、北朝鮮兵が軍事境界線を越えたこともないと述べた。北朝鮮側は事故への関与を否定しており、韓国軍と国連軍司令部の判断と対立している。
