ピックアップ

編集部が重要と判断した記事を、カテゴリを問わず横断的に新着順で掲載しています。
話題性だけでなく、影響の大きさや構造的な意味を重視して選定。
今、押さえておくべき動きを俯瞰できるピックアップページです。

Pickups
COP30(ブラジル・ベレン)で合意 ベレン・パッケージ採択、化石燃料明記せず

「ベレン・パッケージ」採択 化石燃料は踏み込めずも、COP30が残した前進

2025年11月22日、ブラジル北部ベレンで開かれた国連気候変動枠組み条約COP30は195か国で「ベレン・パッケージ」を採択した。ただし最大焦点の化石燃料の段階的廃止は直接の文言に盛り込まれず、各国のぎりぎりの妥協でまとめられた。環境団体や途上国からは不満の声が上がった。

ウクライナ大統領ゼレンスキー氏 和平案で尊厳と米国支援の選択迫る

「最も厳しい局面」冬迫るキーウで揺れる世論 大統領が国民に結束呼びかけ

ゼレンスキー氏は21日の演説で、ロシアとの戦争終結に向けたアメリカの和平案をめぐり「尊厳を守ること」と最大支援国を失わない選択の狭間で国民に痛みある決断を迫られる可能性を訴えた。ロシア軍の攻撃が続く中、前線と都市に冬を控え重い空気が広がり、支援継続の不安も募る。

トランプ米大統領 ロシア・ウクライナ戦終結案を『最終案でない』と表明

トランプ政権、28項目の和平案を「最終提案ではない」 感謝祭前合意へ圧力強める

ホワイトハウスでトランプ米大統領は、ロシア・ウクライナ戦争の28項目の米和平案を「ウクライナへの最終提案ではない」と表明。ゼレンスキーの懸念を受け、23日にジュネーブで米欧とウクライナの安全保障担当が案の修正を協議する予定で、今後の行方が注目される。

EU・カナダ・日本首脳、南アフリカ・ヨハネスブルクで米28項目和平案に疑問

米国不在のG20、欧州・日本・カナダが結束アピール 和平案に慎重姿勢

ヨハネスブルクのG20会場で22日、EU各国とカナダ、日本の首脳が米国がまとめた28項目のウクライナ和平案について「さらなる作業が必要」と共同声明。ロシア寄りと受け止められる案に同盟国が一斉に疑問を突きつけた。首脳らは文言修正や追加説明を求め、国際社会の一致に向けた追加協議を要求した。

南アフリカ・ヨハネスブルクのG20、米不在でも首脳宣言採択

米国不在のG20、気候と債務で“前進と溝”が同時に露呈

ヨハネスブルクで開かれた2025年G20サミットは初のアフリカ議長国として注目され、米国不在の中で気候危機や貧困国の債務問題を巡る首脳宣言を採択。ただ議長国への不信や主要国間の溝、会場の空席が合意過程の難しさを示し、今後の実行力と国際協力の行方が注目される。

高市早苗首相 南アフリカ・ヨハネスブルクのG20初参加で日中関係修復を探る

日中摩擦の火種を抱えたまま 初のG20に挑む高市政権

高市早苗首相は22日未明にヨハネスブルク入りし、22〜23日開催のG20サミットに初参加。台湾有事に関する国会答弁で冷え込んだ日中関係を、中国も参加する国際舞台でどう修復・沈静化できるかが最大の課題となる。首脳会談や二国間会談で中国との対話や局面打開を図る狙いがあり、注目が集まる。

米軍爆撃機6機がベネズエラ沖、マドゥロ政権関係者の外国テロ組織指定期限迫る

米軍がカリブ海で大規模展開 テロ指定目前のベネズエラ情勢が緊迫

2025年11月20日、カリブ海上空で米軍爆撃機少なくとも6機が確認された。民間飛行データが裏付け、数日後にマドゥロ政権関係者の国外テロ指定期限が迫り、同海域で軍事と法的圧力が同時に強まっている。米国側の巡航ミサイルや偵察増加とも重なり、地域の緊張が一層高まっている。

参政党の議員ら、独自スパイ防止法案を最終調整 国民権利との境界を問う

参政党が独自スパイ防止法案を最終調整 “外国の指示”どこまで線引き?

会議室で参政党の議員らが条文を赤ペンで詰める独自のスパイ防止法案が近く参議院に提出へ。外国の指示による行政・選挙干渉を抑制する安全保障策だが、表現や参政権など国民の基本的権利との境界が国会審議の重要な焦点となる。罰則や運用範囲、監視の在り方への懸念も指摘されている。

外務省 Xで警察庁データ提示、中国の「日本で中国人狙い多発」を否定

中国の“治安警告”に日本が統計で応戦 SNSで異例の発信

21日夜、外務省担当者が公式Xで投稿。中国政府が「日本で中国人を狙った犯罪が多発」と発表した件について、警察庁の凶悪犯罪被害数を示すグラフと「そのような指摘は当たりません」の一文で静かに、しかし明確に否定し、数字を用いた日中の外交的応酬が画面上に表れた。

中国の傅聡国連大使 日本の高市早苗首相を名指し批判、書簡で各国に問い

台湾情勢と安保法制が国際議題化 中国がグテレス氏宛て書簡で日本を牽制

国連本部で中国の傅聡大使が高市早苗首相を名指しして台湾有事めぐる答弁を批判、その数日後にはグテレス事務総長宛て書簡で加盟国に同問題を提起。台湾情勢と安全保障法制を結び付ける対日言及が国連外交でどのような影響力を持つかが焦点だ。加盟国の反応や議論の行方が注目される。

中国の李強首相 南アフリカ・ヨハネスブルクで核心的利益の相互支持確認

中国と南アが「核心的利益」で結束 G20前に台湾巡る立場を再確認

G20首脳会議出席のため南ア・ヨハネスブルクを訪れた中国の李強首相は、政府庁舎前に到着しラマポーザ大統領と会談。互いの「核心的利益」を支え合うと強調し、台湾問題を念頭に資源やインフラ投資を巡る思惑を探った。背景には中国の影響力拡大と南アの資源確保や経済協力への期待がある。

高市早苗首相、南アフリカ・ヨハネスブルク到着 G20日程へ急行

長距離フライト直後にG20へ 首相、重要鉱物と債務問題で存在感狙う

高市早苗首相は日本時間22日正午すぎ、政府専用機で南アフリカ・ヨハネスブルク近郊の空港に到着。着陸からほどなく、長旅の疲れを見せつつも、詰め込まれた2日間のG20サミット日程へと急ぎ出張を開始した。現地での公式行事や首脳会談も予定され、政府は出張日程を精力的にこなす見通しだ。

日本政府、半導体メーカー ラピダスに1000億円出資 2ナノ級国産化へ

政府、ラピダスへ1000億円出資 次世代半導体の国産化へ本腰  2ナノ級国産化へ

赤沢経済産業相は「必ず成功させなければならない」と強調し、政府が次世代半導体メーカー・ラピダスに情報処理推進機構を通じ株式で1000億円出資、株主として関与し2ナノメートル級の国産化と経済安全保障の強化を図る方針を示した。民間と連携し国内の生産基盤を強化する狙いだ。

米海軍、南シナ海公海で艦載機残骸を海底から引き揚げ急ぐ 中国と回収競争

F/A18とMH60が相次ぎ墜落 米軍、南シナ海の深海回収で緊迫の作業

2025年10月26日、南シナ海で空母ニミッツ発のF/A-18とMH-60が相次ぎ海没。クレーンで残骸を海面へ引き上げる深海回収作業が続き、米海軍は海底からの引き揚げと中国との機体回収をめぐる見えぬ競争に注力している。同時に安全確保と事故原因の調査、残骸の識別作業も進められている。

南アフリカ・ヨハネスブルク G20草案、重要鉱物を保護へ 米大統領席は空席

G20草案に重要鉱物保護策 中国の規制念頭に新方針

ヨハネスブルク会場で各国が草案を行き交わせる中、米首脳席は空席。G20サミットに向けた文書は、スマホからミサイルまでの重要鉱物を一方的な輸出規制から守る新方針を打ち出し、名指しは避けたもののトランプ政権時の貿易戦争で導入された中国の大規模な輸出管理を念頭に置いた狙いが明白だった。

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