ロシア産原油、中国へ流入加速 制裁は「停止」より「流路変更」
西側の対ロ制裁が強まる中でも、中国がロシア産原油の受け入れを今月にかけて増やす見通しとなった。インドやトルコの買い控えで行き場を失った積み荷が中国へ回る構図で、制裁が「取引停止」ではなく「物流と買い手の再編」を促している点が異例である。
本ページでは「トルコ」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
西側の対ロ制裁が強まる中でも、中国がロシア産原油の受け入れを今月にかけて増やす見通しとなった。インドやトルコの買い控えで行き場を失った積み荷が中国へ回る構図で、制裁が「取引停止」ではなく「物流と買い手の再編」を促している点が異例である。
トルコのエルドアン大統領は1月5日、閣議後の演説で、米軍がベネズエラで行った軍事作戦を巡りトランプ米大統領と電話会談したと明らかにした。ベネズエラを不安定化させるべきではないとの懸念を伝え、政治的正統性や国際法に反する行為は容認しないという立場を示した。
トルコ北西部ヤロワ県で2025年12月29日、過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員が潜伏していたとされる住宅への捜索中に銃撃戦が起き、警察官3人とIS側6人が死亡した。年末の人出が増える時期に、摘発の現場が一気に「戦闘」に転じた形で、警戒の張り方が改めて問われている。
トルコの最大都市イスタンブールで、祝祭シーズンの街の空気が一段と張りつめている。イスタンブールの検察当局は2025年12月25日、クリスマスや新年の時期に合わせた攻撃計画の情報があったとして、過激派組織「イスラム国(IS)」に関与した疑いで115人を拘束したと発表した。容疑の全容は捜査中だが、観光客と市民が同じ通りを歩く年末の「人の密度」を狙わせない姿勢が前面に出た。
リビア暫定統一政府(GNU)のドベイバ首相は12月23日、軍の参謀総長ムハンマド・アリ・アハマド・アル=ハダッド氏が、トルコ公式訪問からの帰途に搭乗機が墜落して死亡したと発表した。同機には地上軍司令官ら軍幹部4人も同乗していた。
トルコで12月20日、イスタンブールから南西に離れたバリケシル県の農地で、出自の分からない無人機が見つかった。機体は分析のため首都アンカラに運ばれたとされる。12月15日に黒海方面から接近した無人機を空軍が撃墜し、19日にも別の墜落機が確認されており、5日間で3件の無人機事案が続いた。
トルコがロシア製地対空ミサイル防衛システムS-400の「返還」を検討しているとの観測が浮上した。取引が招いたNATO内の摩擦を収束させ、米国製ステルス戦闘機F-35の再取得につなげる狙いだと受け止められている。一方でReutersは12月12日、トルコ国防省がS-400を巡り「新たな進展はない」と述べたと伝えており、水面下の模索と公式発表の温度差が目立つ。
ウクライナ海軍は2025年12月13日、黒海でひまわり油を積みエジプトへ向かっていたトルコ船舶「VIVA」が、ロシアの無人機による攻撃を受けたと非難した。乗組員に負傷はなく、船は航行を継続したという。前日の港湾攻撃も重なり、第三国の商船が巻き込まれるリスクが改めて表面化している。
ロシア産ガスへの依存を減らしつつも、目先の安定供給は手放せない。トルコのバイラクタル・エネルギー相は、年末に期限を迎えるロシアとの天然ガス輸入契約2件(計220億立方メートル)の1年間延長を決めたと明らかにした。一方で、黒海トルコ沖でタンカーへの攻撃が相次ぐ中、ロシアとウクライナを含む全ての当事者にエネルギーインフラを戦闘から切り離すよう繰り返し伝えている。戦時下の黒海で、トルコはロシア依存とエネ…
29日、ウクライナ保安局は、前日28日にウクライナ軍がトルコ沿岸の黒海を航行していたロシア関連の原油タンカー2隻を国産の水上ドローンで攻撃し、1隻を航行不能にしたと公表した。標的となったのは、欧米の制裁を避けて露産原油を運ぶ「影の船団」に属するとされる船で、乗組員はトルコ当局の救助を受けている。黒海の要衝で起きたこの一撃は、戦場から離れた海上輸送の安全と、対ロシア制裁の行方に新たな問いを投げかけて…
11月27日、ローマ教皇レオ14世が初の外遊先トルコで演説し、世界はかつてない数の流血を伴う紛争に揺れ、人類の将来が危機に瀕しているとの見方を示した。各地で続く戦闘を、ひとつながりの「断片的な第三次世界大戦」と捉えるべきだと訴え、正義や平和よりも軍事力と経済戦略を優先する政治のあり方を厳しく批判した。この警告は、遠い戦場だけでなく、日々の生活を送る私たちにも何を突きつけているのだろうか。
トルコでの首脳会談の席で、ゼレンスキー大統領はエルドアン大統領と向き合っていた。同じ頃、ワシントンからは、ロシアとの戦争を終わらせるためには米国が用意した枠組みを受け入れるべきだという厳しいメッセージが届けられていた。領土の割譲や軍の縮小まで含むこの提案は、ウクライナにとって和平と主権のどちらを優先するのかという重い選択を突きつけている。
入管職員が女性を連れ出し、行き先は中国行きの便に変わっていた。ドイツで誤送還が起きたことを政府関係者が2025年11月10日に認めた。対象はウイグル族のレジワングリ・バイケリさん、56歳。短い北京滞在ののちトルコへ出国できたが、命を危険にさらした「大失策」だとして批判が広がっている。
冷たい雨上がりのイスタンブールで、黒塗りの車列がホテルの地下駐車場へ滑り込んだ。2025年11月3日、トルコのフィダン外相は、ガザ向けの「国際安定化部隊」に関する国連安保理のマンデートを各国が詰めていると述べ、枠組みが固まり次第、派遣の是非を決める考えを示した。停戦の実効性と人道支援をどう担保するか、現場の重さがにじむ発言である。
トルコのレジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は30日、訪問中のフリードリヒ・メルツ独首相とのアンカラでの共同記者会見で、ドイツはイスラエルの「大量虐殺」やガザ攻撃について無知だと非難した。一方でメルツ氏はイスラエルの自衛権を強調し、対トルコ関係の深化に意欲を示した。
秋空のアンカラで、スターマー英首相とエルドアン大統領が署名のペンを置いた。英国は欧州主力戦闘機ユーロファイター・タイフーン 20機を8億ポンドでトルコに売却する合意に到達した。NATO南東の抑止力を底上げし、英防衛産業の裾野にも波及する節目である。会談は27日に行われ、英首相府が合意の成立を明らかにした。
山風が旗を揺らすカンディル山脈で、武装解除の歯車がまた一段回った。トルコの非合法組織PKKが2025年10月26日、トルコ国内の全戦闘員を撤退させると発表し、政治参加を可能にする統合法の整備を政府に求めたのである。40年超の流血を重ねた対立に、現実的な出口が見えるのかが問われている。
乾いた風が砂を巻き上げる国境地帯に、いっときの静けさが戻った。両国代表がドーハに集い、2025年10月19日に即時停戦で一致したからである。合意はトルコとカタールが仲介し、今後の検証や再発防止の仕組みづくりも盛り込まれた。ただ、翌20日にパキスタンの国防相が慎重姿勢を示したと報じられ、足場の脆さはなお消えていないと映る。
紅海沿岸の会場に静かな拍手が広がった。2025年10月13日、米国のトランプ大統領がエジプト、カタール、トルコの首脳とともに、ガザの戦闘終結と中東の安定に向けた共同宣言に署名した。イスラエルとハマスが「第1段階」で合意した停戦と人質・被拘束者の交換を支える枠組みを、国際社会が後押しする節目と映る。
砂漠の風がやや冷たくなったエジプト・シャルムエルシェイクで、2025年10月13日、ガザ停戦合意の第1段階に各国首脳が署名した。イスラエル人人質の解放とパレスチナ人拘束者の釈放が進む中、米大統領ドナルド・トランプ、エジプトのアブドゥルファッターハ・エル・シシ、カタールのタミーム首長、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアンが文書に名を連ねた。長期化した戦争に終止符を打つための、最初の確かな一歩と…