ベネズエラ資源に米企業が攻勢 重要鉱物への投資環境を要求
米国がベネズエラに求める対象が、石油中心から重要鉱物へ広がりつつある。3月4日、ダグ・バーガム米内務長官が首都カラカス入りし、同国の鉱物資源に米企業が踏み込みやすい環境づくりを迫った。現地では鉱山会社の幹部も同行し、投資案件の具体化をにらんだ動きとなった。
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米国がベネズエラに求める対象が、石油中心から重要鉱物へ広がりつつある。3月4日、ダグ・バーガム米内務長官が首都カラカス入りし、同国の鉱物資源に米企業が踏み込みやすい環境づくりを迫った。現地では鉱山会社の幹部も同行し、投資案件の具体化をにらんだ動きとなった。
首都カラカスの国家警察施設「ゾーナ7」で2月14日、政治犯とされる収監者17人が釈放された。反体制派の活動団体「ベンテ・ベネズエラ」の人権委員会がXで公表し、非政府組織(NGO)のCLIPPVEも確認した。施設に残る収監者の解放が進まないとして、ハンガーストライキが家族を巻き込む形で広がっている。
長期拘束が続いた野党関係者の釈放が、カラカスで相次いだ。ベネズエラ政府は現地時間8日(日本時間9日)、著名な野党メンバー数人を刑務所から釈放した。反政権側が「政治的理由の拘束」と訴えてきた案件で、政権移行後の融和策の試金石となっている。
米国とベネズエラの関係正常化に向けた動きが一段と具体化した。現地時間2日(日本時間3日)、カラカスの大統領府でデルシー・ロドリゲス暫定大統領が、米国のローラ・ドグ臨時代理大使と会談した。軍事介入でマドゥロ前大統領が拘束された後、外交ルートを「形」にする局面に入った格好だ。
米国とベネズエラの断交状態が、在外公館の再開を見据えた実務協議へと動き出した。ベネズエラ政府は2026年1月9日、外交関係の再開に向け米国と協議を始め、外交団を米国へ派遣すると表明し、米側も同日カラカスに代表団を送った。
米国務省が1月5日、X(旧ツイッター)で西半球(米大陸周辺)を米国の影響圏とみなす趣旨を示し、ベネズエラでの軍事作戦を安全保障上の措置として正当化した。作戦は1月3日に首都カラカスで実行され、米側は麻薬犯罪対策などの文脈で説明を強めている。一方、周辺国の実務にはすでに「空」と「物流」の形で波紋が及び始めた。
ベネズエラの首都カラカスで1月5日、国会(議会)周辺などで取材していた報道関係者14人が当局に一時拘束された。報道労組のSNTP(全国報道労働者組合)がXで明らかにし、のちに全員が釈放されたという。ただ外国人記者1人は国外退去となり、政局の転換点で報道の自由が改めて焦点になっている。
米国のヘグセス国防長官は1月5日、週末にベネズエラ首都カラカスで行われた「秘密作戦」に米要員が約200人参加し、マドゥロ大統領を拘束して国外へ移送したと説明した。米側は作戦の規模や狙いを「法執行」に近い形で位置付ける一方、ベネズエラでは権力移行と情報統制が同時に進み、国際社会と米議会で正当性を巡る議論が強まっている。
南米ベネズエラの首都カラカスで1月5日夜、大統領府ミラフローレス宮殿付近で発砲があったとの目撃者情報が出た。正体不明のドローン(無人機)が宮殿上空を飛行し、治安部隊が午後8時ごろに対応したという。数時間前には、米軍の作戦で拘束され米国へ移送されたニコラス・マドゥロ氏の後任として、副大統領のデルシー・ロドリゲス氏が暫定大統領に就任したばかりだった。
米国が2026年1月3日未明にベネズエラで軍事作戦を実施し、マドゥロ大統領が首都カラカスで拘束されたことを受け、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ウルグアイ、スペインの6カ国は1月4日時点で共同声明を出し、国際法に反するとして非難した。焦点は「拘束」という結果だけでなく、域外勢力が政権の行方まで握ろうとする動きが、地域の安全保障と政治の手触りを変えかねない点にある。
ベネズエラでニコラス・マドゥロ大統領が米軍に拘束され米国へ移送されたのを受け、政権幹部は2026年1月4日(現地時間)時点で「結束は崩れていない」との姿勢を前面に出した。トランプ米大統領は米国が当面ベネズエラを「運営する」と語る一方、首都カラカスでは副大統領や国防当局が行政と治安の指揮を握り続けている。
マドゥロ大統領が米軍に拘束されたとされる作戦を巡り、ベネズエラのウラディミル・パドリーノ国防相は2026年1月4日時点で、大統領警護隊の「大部分」が死亡したと国営放送で述べた。死者数は示されておらず、首都カラカス周辺の治安と権力移行の行方が焦点になる。
ベネズエラ政府は2026年1月3日(現地時間)、米国による「軍事的な攻撃」だとして非難し、受け入れない姿勢を表明した。首都カラカスでは未明に爆発が相次ぎ、南部の軍事施設周辺で停電も報告された。ニコラス・マドゥロ大統領は国家非常事態を宣言し、部隊の展開を命じた。
首都カラカスで、軍の机上に古い無線機と地図が広げられる。配備表には数十年前のロシア製装備の名が残り、部隊の動線は市街へと細く分かれていく。複数の関係筋の証言と計画文書の存在から、ベネズエラ軍が正面決戦ではなく、空爆や地上侵攻に対してゲリラ的に抵抗し、統治の混乱を意図的に拡大する構えを固めていることが見えてきた。これは、人員と装備の不足を自覚したうえでの選択であり、戦いの舞台を広大な領域と日常生活に…
カラカスの空気は重い。2025年10月24日、ニコラス・マドゥロ大統領が米国を「戦争をねつ造している」と強く非難した。米側がカリブ海で麻薬対策を名目に軍備増強を進めるとの受け止めが背景にある。緊張の針はわずかに右へ傾き、地域の安全保障に新たな波紋が広がっていると映る。