政府が安保3文書改定前倒しへ、有識者会議を2026年春設置検討
政府は、国家安全保障戦略など「安保3文書」を前倒しで改定するため、2026年春にも有識者会議を設ける方向で調整している。装備の整備方針や運用体制に加え、必要な予算規模と財源まで議論し、提言として取りまとめる構想だ。政府はこの提言を受け、2026年末の改定を目指す。
本ページでは「安保3文書」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
政府は、国家安全保障戦略など「安保3文書」を前倒しで改定するため、2026年春にも有識者会議を設ける方向で調整している。装備の整備方針や運用体制に加え、必要な予算規模と財源まで議論し、提言として取りまとめる構想だ。政府はこの提言を受け、2026年末の改定を目指す。
椅子を引く音が静まると、自民党の安全保障調査会のメンバーが分厚い資料に目を落とした。20日に開かれた会合で議題になったのは、国家安全保障戦略など「安保3文書」を予定より早く見直すことと、防衛装備をどこまで海外に移せるようにするかという、政権の根幹に関わるテーマだった。高市早苗首相の下で防衛政策を組み直す作業が、静かに走り出している。
秋の雨が上がった官邸前に、報道陣のレンズが一斉に向いた。高市早苗新首相は、厳しさを増す安全保障環境を直視し、防衛力の強化に全力で臨む構えを示した。自民党と日本維新の会が交わした連立合意には、安保3文書の前倒し改定や防衛費の一段の引き上げが刻まれる。財源や装備移転のルール、人材と情報の体制まで、国のかたちを左右する選択が迫られていると映る。