厳冬キーウで大規模空襲、5635棟の暖房途絶 生活基盤へ打撃鮮明
ウクライナの首都キーウが厳冬のさなかに大規模な空襲を受け、現地時間2026年1月20日未明(日本時間同日午前)から電力と暖房の供給が広範囲で止まった。市当局は集合住宅5,635棟で暖房が途絶え、水道も一部で寸断されたとしており、軍事目標に限らない「冬の生活基盤」への打撃が改めて鮮明になった。
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ウクライナの首都キーウが厳冬のさなかに大規模な空襲を受け、現地時間2026年1月20日未明(日本時間同日午前)から電力と暖房の供給が広範囲で止まった。市当局は集合住宅5,635棟で暖房が途絶え、水道も一部で寸断されたとしており、軍事目標に限らない「冬の生活基盤」への打撃が改めて鮮明になった。
サイレンが鳴り響いたのは、ほとんどの住民が眠っていた時間帯だった。2025年11月25日未明、ウクライナの首都キーウでロシア軍によるとみられる空からの攻撃があり、高層住宅が燃え上がった。市当局によると、この攻撃で少なくとも1人が死亡し、複数の住民がけがをしたという。現場では消防隊がはしご車を伸ばし、炎の上がる階へと急いだ。
冷たい夜気にサイレンが重なり、街は断続的な爆発音に身をすくめた。ウクライナ西部リビウ州を含む各地が4〜5日にかけて空襲を受けた同時刻、軍事専門メディアは中国の偵察衛星3基が同州上空を計9回通過したと伝えた。対外情報機関はロシアが第三国の衛星データを攻撃に活用する恐れに言及し、冬を前に防空と外交の双方で新たな課題が浮かぶ。