OPECプラス主要8カ国が生産据え置き確認、原油価格急落回避を意識
原油の供給を調整してきた「OPECプラス」の主要8カ国が、2026年1月4日時点で、2月と3月の原油生産方針を据え置く考えを改めてそろえた。冬場の季節要因で需要が鈍りやすい時期に増産が重なると、供給過剰が意識されやすい。価格の急落を避ける意思表示でもある。
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原油の供給を調整してきた「OPECプラス」の主要8カ国が、2026年1月4日時点で、2月と3月の原油生産方針を据え置く考えを改めてそろえた。冬場の季節要因で需要が鈍りやすい時期に増産が重なると、供給過剰が意識されやすい。価格の急落を避ける意思表示でもある。
薄曇りの相場の縁で、舵はわずかに緩む。OPECプラスは2025年11月2日のオンライン会合で、12月に日量13万7000バレルの供給を再開し、2026年1〜3月は増産を一時停止する方針を決めた。季節要因を見込みつつ、市場安定とシェア志向の間合いを測る判断と映る。
23日の夕刻、原油の価格曲線が跳ね上がった。米国のトランプ大統領がロシアのルクオイルとロスネフチに制裁を科した直後、指標油は一時5%超上昇。欧州も制裁の輪を広げ、供給不安の影が濃くなる中、OPECプラスは慎重な増産計画の舵取りを迫られている。市場と産油国の駆け引きが加速していると映る。
夜明け前の板に静かな買いが差し込んだ。アジア時間6日の原油先物は反発し、重たかったムードにほのかな明るさが戻った。きっかけはOPECプラスが10月5日の会合で決めた11月の小幅増産である。増産幅は日量13万7000バレルにとどまり、警戒されていた大幅な供給流入は回避された。価格の下押し圧力と、安定を織り込む安堵感が交錯する局面が続くとみられる。