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高市首相は2026年9月22日夜(現地時間)、ニューヨークの国連本部で第81回国連総会の一般討論演説を行い、日本が特に注力する三つの柱を示した。エネルギー・重要物資の供給網強靱化、平和と安定に向けた連携強化、法の支配に基づく国際秩序への貢献を掲げ、ICJ、ICC、ITLOSなど国際裁判所への一貫した支持にも言及した。
供給網、平和と安定、法の支配を柱に
外務省が公表した演説全文で、首相は、地政学的対立の先鋭化により自由な交易が妨げられ、エネルギーの安定供給やサプライチェーンに支障が生じているとの認識を示した。
その上で、第一の柱にエネルギー・重要物資のサプライチェーン強靱化、第二に平和と安定に向けた連携強化、第三に法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・発展への貢献を挙げた。
首相は三つの柱を、2026年5月に発表した「進化したFOIP」で掲げた各国の「自律性」と「強靱性」を具現化する取組と位置付けた。演説は日本時間では9月23日朝に行われた。
国際裁判所への支持を説明
第三の柱では、力または威圧による一方的な現状変更の試みは認められないと表明。日本はICJ、ICC、ITLOSなどの国際裁判所を一貫して支持し、判事を輩出していると述べた。
演説では、米国による赤根智子ICC所長への制裁には直接言及しなかった。三つの柱はいずれも、日本が今後注力する取組として示された。
