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富山県立大学は2026年10月7日、学生1人のマイクロソフト 365アカウントが不正利用され、8月23~27日に計1092件の迷惑メールが送信されたと公表した。大学は対象アカウントを停止し、富山県警と連携して原因を調べている。公表時点で、メール送信以外の不正操作や機密情報の漏えい、受信者の具体的な被害は確認していないとしている。
8月27日に学生が異常に気づき発覚
富山テレビによると、8月27日に学生が身に覚えのないメール送信に気づき、事案が発覚した。迷惑メールはGmailやYahoo!メールなどを利用する不特定多数に送られ、短い英語の文章とリンクで写真などの入手を促す内容だったという。
大学は調査で不正アクセスの形跡を確認し、当該学生のマイクロソフト 365アカウントを緊急停止した。ほかの学内サービスについてもアカウントを停止してアクセス状況を調べた後、学生には新しいアカウントを発行した。
PC感染で認証情報を盗まれた可能性
原因について大学は、学生が所有するPCが悪意のあるソフトウェアに感染し、IDとパスワードを窃取された可能性を挙げている。現時点で確定した原因ではなく、学生本人への確認や富山県警との調査を続けている。
富山県立大学では5~6月にも、別の学生2人のマイクロソフト 365アカウントから計4581件の迷惑メールが送信され、7月3日に公表していた。これを受け、学外からのログインにパスキーや多要素認証を10月から義務化する準備を進めていたが、今回の不正アクセスが発生した8月時点では未導入だったという。
