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トランプ大統領は9月26日(現地時間)、中国の習近平国家主席と人工知能(AI)について話し合ったとした上で、中国とのAI分野の取り組みを「統合」したくないと述べた。一方、米中両政府は首脳会談後、AIのリスクと利益について意見を交換する対話枠組みを設けたと発表している。
米国の優位を主張、取り組みの「統合」に否定的
ロイターによると、トランプ氏は記者団に対し、習氏と「スーパーインテリジェンス」について重要な話し合いをしたと説明した。一方、AIについて話すことに多くの時間は割かなかったとも述べた。
トランプ氏は、中国が米国の進歩を止めたがっていると主張し、米国は中国を大きくリードしているとの自身の認識を示した。その上で、中国とAI分野の取り組みを統合したくないと語った。
米中両政府の公式発表は、AIのリスクと利益を巡る対話や関連事案の連絡経路について定めているが、技術開発の共同化や相互開放には言及していない。
対話枠組みを設置、連絡経路の設置にも合意
習氏は9月23~25日(現地時間)に米国を訪問した。ホワイトハウスは25日に公表した資料で、米中が「スーパーインテリジェンス」のリスクと利益について意見を交換する枠組みを設けたと説明した。中国外務省も、AIのリスクと利益を話し合う枠組みの設置を発表している。
中国外務省によれば、習氏はAIを人間の管理下に置くべきだと述べ、米中による対話の継続と不適切な利用の防止に言及した。米側が「スーパーインテリジェンス」、中国側が「AI」と表記する点について、中国外務省報道官は米側の呼称を尊重すると説明している。
米中はAI関連事案の二国間連絡経路を設けることでも合意した。具体的な運用開始時期や手順は公表されていない。次回の対話について、ホワイトハウスは11月までに行うとし、中国外務省は11月に行うとしている。
参考・出典
- トランプ氏、AI技術で中国と協力望まず 「米が大きくリード」
- Fact Sheet: President Donald J. Trump Advances a Fair and Reciprocal Relationship with China While Hosting Historic State Visit
- China and the United States Reach Eight Deliverables and Understandings
- President Xi Jinping Holds Talks with U.S. President Donald J. Trump
- Foreign Ministry Spokesperson’s Remarks on Issue Concerning Artificial Intelligence
