福島・いわき信用組合不正受け金融庁が監視強化、有識者審査を義務化
いわき信用組合の迂回融資や反社会的勢力への支払いを受け、金融庁は公的資金を受ける信用金庫・信用組合の監視強化を決定。資本注入審査の有識者義務化や監視役の独立性厳格化で、2026年の法改正を視野に地域金融の信頼回復を急ぐ。監督態勢見直しや情報開示で再発防止と地域経済の安定を図る。
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いわき信用組合の迂回融資や反社会的勢力への支払いを受け、金融庁は公的資金を受ける信用金庫・信用組合の監視強化を決定。資本注入審査の有識者義務化や監視役の独立性厳格化で、2026年の法改正を視野に地域金融の信頼回復を急ぐ。監督態勢見直しや情報開示で再発防止と地域経済の安定を図る。
神戸地検は2025年11月12日、昨年の兵庫県知事選を巡る公職選挙法違反容疑で告発された斎藤元彦知事とPR会社代表を嫌疑不十分で不起訴とし、斎藤氏側からの71万5000円は選挙運動の対価と認められないと説明。ネット選挙の線引き問題は一応の結論を迎えた。
政府・与党が出国時に航空券等に上乗せする国際観光旅客税を現行1000円から3000円に引き上げ調整。オーバーツーリズム対策の財源確保が目的で、パスポート取得費の軽減案も検討され、年末の税制改正論議の焦点となる見通し。観光業界や自治体の反応も注目される。
捜査員が解析結果を確認し手続きが固まる中、新東名トンネルでの追突事故で同乗者が骨折した件について静岡県警は俳優・広末涼子さんを過失運転致傷で11月13日にも書類送検する方針を固め、危険運転致傷は適用見送りとみられる。容疑は自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)とされる見込みだ。
見慣れないバナーを押すと数分でLINEグループ招待が届く手口で、警察庁は2025年1〜9月の暫定で「SNS型投資詐欺」が2000件超、被害額は約300億円規模に達したと発表。7月以降増加し、被害の実態や対策、相談窓口の活用を呼びかけている。
警視庁暴力団対策課の警部補、神保大輔容疑者が匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)と位置づけられる国内最大級スカウト組織「ナチュラル」に捜査情報を漏えいした疑いで逮捕。守秘義務違反が指摘され、対トクリュウの最前線で情報が逆流し捜査体制の信頼を揺るがしている。
ヨルダン川西岸トゥルカレム東方ベイト・リド周辺で11日夕、入植者らが農地や施設に放火・襲撃。乳製品工場や車両が被害、IDFが部隊派遣・身柄確保、警察は4人逮捕。収穫期の農村で緊張続く。現場映像や住民証言で被害が確認され、国際社会や人道団体の懸念が高まっている。
2025年11月10日夜、ニューデリー中心部のレッドフォート近くで車両が爆発し、複数の死傷者が出た。死傷者数は報道で幅があり、治安当局は一帯の警備を引き上げ、原因と背後関係の解明を急いでいる。観光地と通勤路が交差する要所で都市の機能が一時停止した。
メルボルンの経営者会合でマイク・バージェスASIO長官は、中国政府・軍と関わるとされるハッカーが豪州の通信網や電力・交通など重要インフラを継続して探り、破壊工作が実行されれば経済混乱を招くと警告。昨年の被害や企業秘密流出の深刻さを示し、セキュリティ強化と官民連携による備えを求めた。
NABU(ウクライナ国家汚職対策局)は2025年11月11日、国営企業の調達悪用で7人を起訴・5人拘束。エネルゴアトム関連の取引で約1億ドルが不正に循環した疑い。政府は監査と経営刷新で透明性確保とエネルギー供給の信頼回復を急ぎ、捜査は継続中で再発防止策も求められる。
2025年11月11日、パキスタン首都イスラマバードの地方裁判所前で自爆攻撃が発生し、少なくとも12人が死亡、27人が負傷。内相は首都中枢を狙った攻撃だと強調し、前日の軍系学校襲撃と合わせ緊張が高まっている。地元当局は犯行組織の関与を調査中で治安対策が強化された。
ミュンヘン地裁は2025年11月11日、GEMAの訴えを認め、ChatGPTを運営するOpenAIに無断歌詞使用の禁止と損害賠償を命じ、生成AIの学習・出力に対するライセンス要求が欧州で現実味を帯びた。判断は今後の生成AIと著作権の実務に影響を及ぼすと見られる。
大阪市平野区の不動産会社を営む台湾出身の61歳女性が、不法残留のベトナム人に部屋を貸した疑いで書類送検されたと、捜査関係者が2025年11月12日に明らかにした。貸し手と働き手が交錯する現場で、取り締まりは住居の出入りや雇用の実態まで細かくたどっている。
県庁担当者が2025年11月11日に回答書を手渡した。愛知県は国の提案で三河港(豊橋・豊川・蒲郡・田原)を自衛隊・海上保安庁が平時に使用可能な「特定利用港湾」に同意。民生利用を原則としつつ災害対応力と港機能の強化につながる一歩と判断、指定は2026年3月ごろ見込み。
徳島の住宅街上空を帰投中の陸上自衛隊第14旅団所属UH-1Jヘリに、11日夜約30秒間に及ぶ緑色レーザー照射が発生。乗員6人にけがはなく機体被害も確認されなかったが、部隊は夜間訓練直後の事案として県警に通報、周辺の安全管理や再発防止策の検討に入った。
国立国会図書館は2025年11月11日、館内の新システム開発環境が不正アクセスを受けたと発表。影響は開発側に限定し既存サービスに異常はないが、サーバー構成情報や一部利用者情報が漏えいした可能性があると説明した。同館は原因究明と再発防止策を進め、関係機関と連携して対応している。
釧路地裁で開かれた知床半島沖の観光船「KAZU I」沈没事故の初公判。知床遊覧船社長・桂田精一被告(62)を巡り、26人が犠牲となった事故で、争点は悪化する海況をどこまで予見できたかという「予見可能性」。刑事責任の有無と業界の安全対策見直しが審理の焦点だ。
清水港で潜水士が引き上げたボストンバッグから1キロずつ包装されたコカイン約20キロが発見され、合同捜査本部は11月12日、ブラジル国籍の男ら4人を麻薬取締法違反(営利目的輸入未遂)容疑で逮捕し、船底に薬物を装着して回収する「パラサイト型」の手口が焦点となっている。
2025年11月12日午前、新発田市二本木で押廻で痕跡が見つかり市の要請で出動した猟友会員が見回り中にクマ襲撃を受け、顔と右脚に負傷し意識はある。現場で体長約1.5mの雌グマを所持銃で駆除。救護と周辺警戒が続き、住民の安全を守る現場判断の重みが増している。
名古屋拠点の匿名・流動型犯罪グループ「ブラックアウト」関係者34人を大阪府警が逮捕・書類送検。東大阪マンション侵入未遂から若年ネットワークや暴力団との資金・人の流れが浮上。少年の手に握られたバットやスタンガンが押収され、捜査が続く。背景や資金源の解明が課題に。