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韓国の李在明大統領は2026年8月15日の光復節演説で、朝鮮戦争を終結させ、1953年から続く休戦体制を平和体制へ転換するため、関係当事者による協議の開始を呼びかけた。北朝鮮の核能力高度化を止める実効策も協議対象に挙げた。
休戦体制から平和体制への転換を提案
朝鮮戦争は1950年に始まり、1953年の休戦協定で大規模な戦闘が停止したが、平和条約は締結されていない。李大統領は「古い戦争」を終わらせるため、相互の脅威を抑え、関係当事者が協議を始めるよう訴えた。
今回示されたのは協議開始の提案であり、北朝鮮との合意や戦争の正式終結が成立したわけではない。協議の参加国や形式、開催時期も明らかになっていない。
緊張緩和へ複数層の安全装置
李大統領は、緊張と対立を管理し、危機やエスカレーションを防ぐため「複数層の安全装置」を整える方針も示した。接境地域の軍事的緊張を下げ、信頼構築につなげる考えだ。
また、終戦に向けた協議を通じて、北朝鮮の核能力の高度化を止める実効的な方策も議論できるとした。
AP通信は8月17日、米韓合同軍事演習の縮小を巡る動きを受け、韓国政府が米朝対話の再開に期待を示していると報じた。一方、北朝鮮は李政権の対話の呼びかけに応じておらず、8月18日時点で今回の終戦協議提案への公式な応答や協議開始は確認されていない。
