米・ウクライナが和平案で「共通理解」 特使はモスクワへ、外交往復が加速
ジュネーブでの協議が終わると、別の代表団がモスクワ行きの飛行機に乗り込んだ。ロシアとの戦争終結を目指す和平案をめぐり、ウクライナとアメリカが「共通の理解」に達したと発表したのは25日。トランプ米大統領は特使をプーチン露大統領のもとへ送り、同時に陸軍長官をウクライナ側協議に投入する構えを見せる。砲撃が続く前線の背後で、外交の往復運動が一段と激しくなっている。
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ジュネーブでの協議が終わると、別の代表団がモスクワ行きの飛行機に乗り込んだ。ロシアとの戦争終結を目指す和平案をめぐり、ウクライナとアメリカが「共通の理解」に達したと発表したのは25日。トランプ米大統領は特使をプーチン露大統領のもとへ送り、同時に陸軍長官をウクライナ側協議に投入する構えを見せる。砲撃が続く前線の背後で、外交の往復運動が一段と激しくなっている。
声明文を読み上げる声が、ヨハネスブルクの会場に落ち着いた緊張をにじませた。2025年11月22日、G20首脳会議(主要20か国・地域の会合)に合わせて集まった日欧など西側の首脳が、米国が示したウクライナ和平案をめぐり協議し、「戦争終結に向けた土台にはなり得るが、まだ手を入れなければならない」との立場を示した。前線での戦闘が続く中、会場では和平への近さと遠さが同時に語られた。
声明文を読み上げる声が、南アフリカ・ヨハネスブルクのG20首脳会場に静かに響いた。22日、欧州連合(EU)各国とカナダ、日本の首脳は、米国がまとめた28項目のウクライナ和平案について「さらなる作業が必要だ」との共同声明を公表した。ロシア寄りだと受け止められる内容に対し、同盟国が一斉に疑問を突きつけた形である。