SSS、スマホ向け新センサー、単一露光100dBで白飛びと暗部ノイズを抑制
ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は2026年6月17日、モバイル向け積層型CMOSイメージセンサー「LYTIA L910」を商品化すると発表した。約5000万画素の製品で、LYTIAラインアップとして初めてLOFIC構造を採用し、単一露光で100dBの高ダイナミックレンジ撮像と低消費電力の両立をうたう。量産出荷は2026年夏に始める予定だ。
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ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は2026年6月17日、モバイル向け積層型CMOSイメージセンサー「LYTIA L910」を商品化すると発表した。約5000万画素の製品で、LYTIAラインアップとして初めてLOFIC構造を採用し、単一露光で100dBの高ダイナミックレンジ撮像と低消費電力の両立をうたう。量産出荷は2026年夏に始める予定だ。
基地局やレーダーの「飛び」を左右するのは、送信信号を大きくするパワーアンプの性能だ。富士通は、汎用性が高いとされる8ギガヘルツ帯で電力変換効率74.3%に到達し、同社として世界最高水準をうたう高効率化技術をまとめた。消費電力と発熱を抑えつつ出力を確保できれば、通信エリアの維持や装置の小型化に直結する。
大日本印刷(DNP)は2025年12月9日、ナノインプリントリソグラフィー(NIL)向けに回路線幅10nmのテンプレートを開発したと発表した。1.4nm世代相当のロジック半導体にも対応できるとし、極端紫外線(EUV)などの露光工程に比べ電力消費を約1/10に抑えるという。狙いは、先端半導体の「コストと電力」という二重の重さに、別の逃げ道を用意することだ。
電子機器の小型化が進むほど、発熱と部品のゆがみは避けにくくなる。2025年11月、東京科学大学らの研究グループが、温めると縮むうえに磁石とコンデンサの性質を同時に示す新しい鉄酸ビスマス系材料を報告した。強磁性と強誘電性、そして室温での負の熱膨張を兼ね備え、低消費電力の磁気メモリや熱に強い部品設計の切り札になり得ると期待されている。
京都大学とKDDI総合研究所などの研究チームが、宇宙空間での長距離通信を想定した新しいフォトニック結晶レーザーを開発した。少ない電力で高品質な信号を送り、光増幅器なしで約6万kmの通信が可能なことを実験で確認している。限られた電力と搭載スペースの中で、どこまで宇宙のネットワークを広げられるのかという課題に、一つの答えを示す成果だ。