景気回復力不足で減収、中国2025年予算 財政悪化が鮮明に
中国財政部が公表した2025年の一般公共予算収入は前年比1.7%減の21兆6045億元。景気回復力不足で減収は2020年以来で、財政の下支え余力が細る局面を示す。税収の伸び鈍化や非税収の落ち込み、歳出圧力で地方財政や債務管理への懸念が強まり、追加の財政支援余地は限定的だ。
企業、経済、マーケットの動きを、ニュース+戦略視点で読み解きます。決算や業界動向の裏にある意図、テクノロジーや社会変化がビジネスに与える影響まで整理。
「知って終わり」ではなく、考える材料になるビジネスニュースを届けます。
中国財政部が公表した2025年の一般公共予算収入は前年比1.7%減の21兆6045億元。景気回復力不足で減収は2020年以来で、財政の下支え余力が細る局面を示す。税収の伸び鈍化や非税収の落ち込み、歳出圧力で地方財政や債務管理への懸念が強まり、追加の財政支援余地は限定的だ。
ロイター報道:NVIDIA、Microsoft、AmazonがOpenAIへ最大600億ドル投資を協議。生成AI開発で半導体とクラウドの主導権争いが資本面でも激化。規模は国家予算級に近く、実現すればAI半導体とクラウドの資本戦略が一段と前面化するとの指摘もある。
生成AI需要を支えるデータセンター向け投資が急増する一方、汎用DRAM不足の逆流が発生。サムスンとSKハイニックスはAI向け生産偏重でPCやスマホ向け調達が厳しく、消費者機器への影響や部材不足による値上げ・仕様変更を懸念し調達現場が判断を急いでいる。
キオクシアホールディングスは1月30日、四日市工場で米サンディスクと共同運営するフラッシュメモリー事業の契約を5年延長し2034年12月末までとした。メモリー市況は変動が大きく、生成AI向けデータセンター投資が中長期需要を左右する中、設備投資と開発継続が課題となる。
ユーロ圏の決済が域外の事業者や技術基盤に依存する現状にECBのチポローネ専務理事は危機感を示した。域内で決済を完結・処理する体制や決済インフラの整備が必要で、デジタルユーロが小口決済の基盤となり得ると指摘し、金融主権とインフラ投資の重要性を強調した。
パナマ最高裁は29日夜、パナマ運河の太平洋側バルボア港と大西洋側クリストバル港を運営する香港系CKハチソン傘下のコンセッション契約を違憲と判断。港湾資産の売却交渉を進めていた同社にとって前提が崩れ、事業継続や交渉先の不確実性が高まる事態となった。
厚生労働省が1月30日発表した集計で、2025年10月末の外国人労働者は257万1037人と前年比11.7%増で過去最多に。人手不足を背景に13年連続で更新され、業種や在留資格別の伸びが日本の現場を下支えする構図をより明確にし、就労分野での受け入れ拡大も示した。
豪州時間28日、ダーウィン港の運営権を持つ中国企業を巡り緊張再燃。肖千駐豪大使は、豪州が国家安全保障を名目に「豪州の手に戻す」と強制売却を進めれば中国政府は自国企業の権益保護で対応すると警告し、契約の安定性と国家安全が対立している。地域の安全や投資環境への影響も懸念されている。
トランプ大統領が英国の対中接近と中国ビジネス拡大方針に公然と強い警戒感を示し「英国にとって非常に危険だ」と警告。併せてカナダの中国取引にも懸念を示し、経済成長路線を優先する英政策と対中リスクを強調する米政権の温度差が浮き彫りになった。影響が注目される。
米AI検索スタートアップPerplexityがMicrosoftのクラウド「Azure」と総額7億5000万ドル・3年契約を締結。生成AI競争で勝敗を分ける計算資源確保を巡り、クラウド選択の再編が現実味を帯びてきた。インフラ投資や運用体制で優位に立てるかが注目される
米国はキューバへの石油供給を巡り、トランプ大統領が国家非常事態を宣言。キューバに石油を販売・提供する第三国の「製品」に追加関税を課す大統領令に署名し、関税率や対象国を固定せず供給実態に応じて発動できる設計で対キューバ圧力を一段と強化する構えだ。
スペースXとAI企業xAIが合併協議を進め、年内IPOを前にマスク氏の宇宙開発、生成AI、SNSを一つの資本構造に統合する可能性が浮上。成長戦略は描きやすくなるが、説明責任やガバナンス、データ利用の扱いに懸念が残る。投資家や規制当局の注目を集める。
採用の追い風が続いた日本の労働市場に減速の兆し。厚生労働省の統計で2025年の有効求人倍率は平均1.22倍と前年から0.03低下。水準は依然1倍超だが、企業の求人抑制や採用慎重化が色濃く出ており、転職・求職者に影響が及ぶため、雇用動向を注視する必要がある。
トランプ米大統領はカナダで製造された航空機の認証取り消し方針と、カナダから米国向け航空機に最大50%の関税を課す可能性を示唆。ガルフストリームの新型機が関係する航空の安全認証問題を通商カード化し、米加間の貿易摩擦を一段と激化させる構図だとの懸念もある。
米財務省の半期『外国為替報告書』が人民元を「大幅に過小評価」と名指し、為替上昇を適時・秩序ある形で認めるよう中国に要求。操作国指定は見送られたが、通貨水準は輸出競争力や貿易摩擦に直結し、対中圧力を強める内容となった。米中関係や為替政策の先行きへの影響が懸念される。
2025年の労働力人口は7004万人となり、初めて7千万人を超えた。人口減少と企業の採用難が常態化する中、賃上げや業務効率化が急務で、どの層が労働市場に参加し、どこに空白が残るかが景気の持続性や社会保障の設計を左右する。政策や企業戦略の見直し、女性・高齢者・非正規の活用が焦点だ。
ノルウェー政府は1月29日、韓国ハンファを陸軍向け「陸上長射程の精密火力」供給企業に選定。多連装ロケットK239チョンムを導入、契約額190億ノルウェークローネで最大射程500キロ級の新戦力は抑止力に影響し、防衛政策やNATOでの立ち位置にも影響する可能性がある。
米国務省は29日、レアアースの供給網を中国依存から脱却するため、来週ワシントンで外相数十人が集まる会合で精錬・採掘事業を守る「価格メカニズム」を同盟国と協調運用し、中国の安値攻勢に対抗して供給を途切れさせない仕組みづくりと、投資保護や共同備蓄など具体策の合意を目指すと明らかにした。
トランプ大統領がホワイトハウス閣議で来週発表すると表明したFRB次期議長候補は利下げを進める人物を想定しており、政策金利や金融政策の方向性を左右する争点に。市場は選任プロセスだけでなくFRBの独立性や金融市場への影響を注視している。市場では利下げ期待高まり、投資家の反応は敏感だ。
当局の運用変更で中国不動産開発会社の月次財務報告が不要となると伝わり、香港株が買われた。報道は2020年導入の「3つのレッドライン」事実上の終焉と長期の住宅不況からの出口を探る政策転換を示唆し、市場では投資家の関心が高まり、国内外の不動産セクターの再評価が進む可能性がある。