米武器売却承認に強く対抗必要 中国外相が台湾情勢で発言
台湾周辺での中国軍大規模演習「正義使命-2025」が続く中、12月30日に北京のシンポジウムで王毅外相は米国の約110億ドルの台湾向け武器売却に強く対抗すると表明。軍事行動と外交発信が重なり台湾海峡の緊張は短期的に緩みにくい。地域の安全保障環境への影響も懸念される。
政策や選挙、国の意思決定を追いかけ、背景にある構造や影響を分かりやすく整理します。
台湾周辺での中国軍大規模演習「正義使命-2025」が続く中、12月30日に北京のシンポジウムで王毅外相は米国の約110億ドルの台湾向け武器売却に強く対抗すると表明。軍事行動と外交発信が重なり台湾海峡の緊張は短期的に緩みにくい。地域の安全保障環境への影響も懸念される。
内戦下のイエメン東部で、サウジアラビア主導の連合がハドラマウト州ムカラ港を限定的に空爆したとSPAが発表。連合は外国の軍事支援を標的と説明し、港周辺の市民に退避を呼びかけ。港は主要物流拠点で、物資の出入りや地域の日常生活への影響が懸念される。続報が注目される。
王毅外相は北京のシンポジウムで、名指しは避けつつ高市早苗首相の国会答弁を念頭に日本を批判。台湾問題で中国の主権に踏み込む発言だと指摘し、安全保障の言葉が前面に出るほど日中の意思疎通の余白が削られると懸念を示し、今後の日中関係や地域安全保障への影響を警戒している。
ラブロフ外相は2025年12月29日、ウクライナが長距離ドローン91機で露西部ノブゴロド州のプーチン大統領公邸を攻撃しようとしたと主張、ロシアは全機撃墜で被害なしと発表。ゼレンスキー大統領は虚偽と全面否定し、追加攻撃の口実作りだと反発した。事実関係は不明のまま。
イスラエルがソマリランド(ソマリア北部の事実上の自治地域)を国家承認した決定を、12月29日の国連安保理で擁護。アラブ連盟やパキスタンはガザ住民の国外移住案や港湾の軍事利用を懸念し、説明を求めた。国際社会は承認の影響や海上安全保障への波及を注視している。
中国軍は12月30日、台湾周辺で2日目の大規模演習「正義使命─2025」を実施。台湾海峡の海空域で08:00〜18:00の約10時間、実弾射撃訓練を行い、東部戦区は統一の決意を示すと説明。訓練海域が台湾に近づくほど航路や航空の回避判断が増える。
ロシア軍のミサイル・無人機攻撃で首都キーウ近郊は長期の停電と暖房停止に見舞われている。北約20kmの衛星都市ビーシュホロドでは住民オレナ・パジダイエワさんが子どもと3日連続の停電を耐え、避難・作業スペース「レジリエンス拠点」に通っている。冬の電力網防衛と市民の生活支援が急務だ。
台湾国防部は2025年12月30日、29日午前6時から30日午前6時の24時間で中国軍用機延べ130機、うち90機が台湾海峡中間線を越えたと発表。中国の軍事演習で台湾は監視と即応を常態化させる一方、航空や海運を含む民間負担が増す局面にある。
ギリシャ、イスラエル、キプロスは2026年に地中海東部での空軍・海軍の合同演習を拡大する方針を表明。ギリシャ参謀本部は三国高官がキプロスで防衛協力の共同行動計画に署名したと発表した。
プーチン大統領はザポリージャ州を「完全制圧」するまで軍事作戦継続を指示。テプリンスキー将軍は州都南方約15kmまで到達と報告、戦況と停戦協議の行方が同時に動いている。ロシア軍の前進が続く中、国際社会や人道状況、停戦合意への影響が懸念される。
トルコ北西部ヤロワ県で2025年12月29日、IS戦闘員の潜伏住宅捜索中に銃撃戦が発生し、警察官3人とIS側6人が死亡。年末の摘発が一転して戦闘となり、治安対策や警戒のあり方、地域住民や旅行者への影響が改めて問われている。捜査手法・装備・情報共有の見直しも求められる。
トランプ大統領はフロリダ私邸マールアラーゴでネタニヤフ首相と会談後、ハマスに武装解除を迫り「猶予は長くない」と警告、応じなければ深刻な結果を招くとした。米政権はガザの停戦を復興や統治体制議論を含む「第2段階」へ移す構想を示し、解除の実務や担い手が焦点になっている。
デジタル人民元(e-CNY)が「使うための電子現金」から一歩進み、商業銀行が運営するウォレット残高に利息を付与する設計が濃厚だ。中国人民銀行の陸磊副総裁は、2026年1月1日から保有額に応じ利息を支払う意向を示し、約10年の開発と試行を経て日常利用の拡大を狙う。
政府・与党関係者は2025年12月29日、輸送や警戒など非戦闘目的に限ってきた防衛装備品の「5類型」撤廃と、輸出政策を担う政府内の新組織設置案を検討していると明らかにした。輸出拡大と輸出後の修理や部品交換を含む連携体制の整備が論点だ。焦点は連携体制の実効性だ。
中国の国有企業が関与した大型無人機の飛行試験が相次ぎ、新華社が九天の初飛行を伝え、国営メディアはステルス性を謳う彩虹7(CH-7)の試験を報道。群れでの運用や長時間監視が周辺の防空・警戒網やレーダー対処、識別ルールの見直しに与える影響が焦点だ。
第11管区海上保安本部は2025年12月30日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺で中国海警局の船がほぼ毎日確認され、接続水域での航行が今年356日に達し、2012年の国有化以降で最多になったと発表した。領海侵入は27件、領海で操業する日本漁船への接近は8件だった。
トランプ米大統領は12月29日、同席したネタニヤフ首相との会見で、6月の米軍攻撃で破壊した施設とは別にイランが核関連能力や核開発を立て直している可能性に言及し、再び兵器開発を進めるなら追加の米軍による軍事行動も辞さないと警告した。中東情勢への影響も示唆した。
ラトビアは2025年12月29日、ロシア国境に沿う約280kmの国境フェンス整備を完了。内相は監視システム導入でEU東端の近代的警備体制を目指すとし、運用と費用負担が次課題となる。物理的な「壁」は一区切りだが、現場運用や維持費、EU連携による監視強化が今後の焦点となる。
米国防総省は29日、ボーイングがイスラエル空軍向けF15改良型「F15IA」の設計から納入までを含む最大86億ドル規模の契約を獲得したと発表した。新造25機に加え、追加25機のオプションが付く。トランプ大統領とネタニヤフ首相の会談後の公表。
2002年9月の日朝首脳会談で小泉純一郎首相が金正日総書記に米英との対決は勝ち目がないとして非核化を働きかけていたことが、英国側が2025年12月30日に公開した公文書で判明した。拉致問題と並行して核問題の説得も進められていた。当時の外交的働きかけの全容が浮かび上がる。