破壊せず電子機器に作用 防衛装備庁のEMP技術が次フェーズへ
展示ホールの一角で銀色の筐体から充電音が続く中、担当研究者が波形モニターを注視。防衛装備庁技術シンポジウム2025では、最新の電磁パルス(EMP)装置が実演・展示され、破壊に頼らず電子機器に作用させる技術研究が次段階へ進んでいることが示された。
AIや先端技術、デジタル社会の動きを深掘り。新しい可能性を切り開くテクノロジーの力を伝えます。
展示ホールの一角で銀色の筐体から充電音が続く中、担当研究者が波形モニターを注視。防衛装備庁技術シンポジウム2025では、最新の電磁パルス(EMP)装置が実演・展示され、破壊に頼らず電子機器に作用させる技術研究が次段階へ進んでいることが示された。
クアルコムのクリスティアーノ・アモンCEOは、5年後の商用期を見据え6GをAIエージェントに“文脈”を与える通信基盤と位置づけ、音声・視覚・位置などの環境情報をネットワーク側で低遅延に取り込み端末体験を自然な応答へと組み替える構想を示した。
米ブルー・オリジンの大型ロケット「ニューグレン」が2025年11月14日05:55にフロリダ・ケープカナベラルから発射され、白い機体が湾岸に向けて上昇。NASAの火星探査機2機を目的軌道へ投入し、1段目ブースター回収に成功、軌道級再利用へ重要な節目となった。
東北大学はNF膜をEDAで正電荷化し、使用済みLIB浸出液からリチウムを選択的に透過させる新膜分離法を発表。濃縮・再結晶で薬品不使用の電池級炭酸リチウム(99%以上)を得て工程短縮と環境負荷低減を実証した。研究は工程短縮や廃液削減による循環型リチウム資源化の実現性を示すものだ。
日立産機システムが発売したマイクロ水力発電機EBS-F150Lが配水設備の放流口で稼働開始。落差3〜10mで既存の配管や水路を止めずに発電し、導入しやすい小水力発電の実用例を示す。自治体や企業の省エネ・再生可能エネルギー導入に期待。既設インフラを活かし低コストで運用可能。
ホワイトハウス作成の国家安全保障メモが各機関に回り、社名が明記されたと伝わる。2025年11月14日付英FTは米政府の懸念として、アリババが米国内標的への作戦で中国軍を技術面で支援したと報じた。民間クラウドやAIが安全保障リスクに直結する問題に焦点が移っている。
ゼレンスキー大統領は14日、夜間に国産長距離巡航ミサイル「ロング・ネプチューン」をロシア領内の標的に使用し成功したと発表。成功率向上を強調し、継続するロシアの攻撃への正当な対応と位置づけ、国産長距離兵器運用の節目とした。標的は非公表で詳細は明らかにしていない。
総務省が生成AIの出力を複数の評価AIで自動点検する基盤づくりに着手。NICTで来春から開発し、2026年度中に試作モデルを提供。差別や誤情報、有害表現の有無を指標化して公表し、利用者の選択と開発者の改善、透明性向上を目指す構想だ。安全性評価や信頼性指標の整備も視野に入れる。
NTTと東芝は2025年11月10日、IOWN APNによる低遅延ネットワークとクラウド型PLCを組合せ、約300kmから制御周期20ms以内で生産設備を遠隔制御する実証を発表。AI外観検査は1設備4fpsで工場DXの新標準を示し、現場導入の期待も高まる。
ロッキード・マーチンのスカンクワークスとNASAが共同開発した静粛超音速実証機X-59が2025年10月28日、パームデールから離陸しアームストロング近傍に着陸、陸上での超音速商用飛行実現へ一歩前進した、騒音抑制技術による陸上超音速運航の実現可能性を探る重要な試験として注目される。
日本精工(NSK)がヒューマノイドロボット向けにロータリーとリニアの2種アクチュエータを発表。小型・軽量・高バックドライバビリティでしなやかな動きと安全な協働を支え、2025国際ロボット展で参考出展し2028年の市場投入を目指す。産業用やサービス分野への応用も視野に入れる。
AnthropicはAIモデル「Claude」が中国政府支援とみられる集団に悪用され、企業や政府へのサイバー攻撃がほぼ自動化されたと公表。社内脅威インテリジェンスがログ再調査中。大規模作戦をAIが主導した初の文書化事例で、被害範囲や対策の検討が急務と指摘。
米司法省は東南アジア発の暗号資産投資詐欺増加に対応し、偽サイトやアプリで米企業インフラを悪用する手口を断つ『Scam Center Strike Force』を設置。捜査・押収・起訴を一括して実施し、年間約100億ドルの被害に対処、業者摘発を目指す。
出光興産は豪州ボガブライ石炭鉱山で敷地内太陽光発電を2025年9月に稼働、夜間電力を蓄える12.6MWhのバナジウムフロー蓄電池(VFB)を導入し、『昼と夜』をつなぐ計画で鉱山運営の低炭素化やエネルギー自給率向上を目指すと公表し、運用コスト削減も見込むとした。
経産省の官民協議会が示した「中間整理」は、次世代地熱を2030年代早期に運転開始する計画を明記。コスト低減に資する技術支援や制度設計を進め、データセンターの増加に対し脱炭素で安定した電源を提供する構図を描く。現行法の扱いも含め制度検討を継続する。
人機一体と竹中土木が共同開発した遠隔操作の試作ロボットが稼働。1トン級鋼製ブラケットの据え付けを人力の約1/4に短縮し、高所作業の安全性向上と段取り負担軽減を図る。工期短縮や作業効率化も見込む。両社は実工事で検証を重ね、2026年3月末の実証開始を目指す。
茨城・つくばの精密機械メーカー、オオツカがJAXAの技術利用認可を得て衛星レーザー測距用の小型リフレクター製造に着手。電源不要の受動部品でミリ精度の距離算出が可能になり、運用終了後の軌道把握に役立ち宇宙ごみ対策の現実的手段となる。
2025年11月3日のITU-T主催CxO RoundtableでNTTがIOWNを軸に電力と通信を結ぶ標準づくりを提案。都市部のデータセンターの用地・電力逼迫に遠隔拡張で応える道筋が示され、各国の通信・IT企業や電力事業者の幹部が賛意を表し、標準化作業部会の設立を呼びかけた。
いすゞ自動車は藤沢工場の要素技術部が宮本工業所・互交産業と共同開発した大型ダイカスト用高効率アルミニウム溶解炉が、溶解工程のエネルギーを大きく抑え次世代燃料に対応する設計や現場導入の容易さが評価され第41回素形材産業技術賞の経済産業省製造産業局長賞を受賞した。
ピーター・ベック氏が決算説明会で中型ロケットNeutronの初打ち上げを2026年に延期。バージニア州ワロップスへの機体搬入を第1四半期に行い、成功確率最大化を狙い急がず確実な初飛行を目指す方針を示した。計画変更は製造・試験工程の余裕確保と安全重視の判断だ。