テクノロジー

AI、Web、クラウド、半導体など、進化の早いテクノロジーを流行語で終わらせないためのカテゴリ。仕組み・背景・社会実装まで踏み込み、「なぜ注目されているのか」「次に何が起きるのか」を解説します。
技術を社会の文脈で理解する視点を大切にしています。

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米StorageReviewがDell製2Uサーバー単体で円周率314兆桁算出

クラスタ使わず314兆桁 米StorageReview、円周率計算

米テックメディアStorageReviewは、Dellの2Uサーバー「PowerEdge R7725」単体で円周率を314兆桁まで計算したと発表。2025年7月31日開始、11月18日完了の試算で、クラスタ不要での大規模演算を実証したと同誌は伝えた。

キオクシア、InGaZnOで高積層チャネルトランジスタを実証

キオクシア、3D DRAM実用化へ前進 8層積層技術を発表

キオクシアは高密度で低消費電力の3D DRAM実現に向け、InGaZnO酸化物半導体を用いた高積層可能なチャネルトランジスタを開発。IEDM 2025で8層構造の動作確認を公開し、AIサーバーのメモリ待機電力削減の基盤技術に期待が一層高まる。

オランダ本社Nexperiaの中国法人、2026年分ウエハーを国内確保

経営権対立の余波 ネクスペリア中国法人が原材料を国内化

オランダ本拠の半導体大手ネクスペリアの中国法人が、主要製品の2026年生産分を賄うシリコンウエハーを中国企業から確保したと、Reuters入手の内部文書で判明。経営権を巡る対立でオランダ側が原材料供給を停止した後の自前調達が現場の止血になるかが焦点だ。

中国半導体がオランダ企業ASML旧装置を改良 AI半導体を国内で増産

最先端買えず「延命」へ 中国のAI半導体生産、ASML旧装置改修で対応

時事通信が英FT報道を引用。対中規制強化で最新装置や部品が入手困難になり、中国の半導体企業はASMLの旧世代露光装置を独自改良してAI半導体の国内生産やサプライチェーンの延命を図っている。工場は「買う」より延命を優先し、国内投資や技術改良で自給率向上を目指す。

政府、初のAI基本計画案を取りまとめ 1兆円超投資で行政基盤「源内」全省導入へ

政府がAI基本計画案 1兆円超投入で官民「反転攻勢」

政府は2025年12月19日、首相官邸で人工知能戦略本部を開き、開発と利活用の道筋を示す初のAI基本計画案を取りまとめた。12月23日に閣議決定する見通しで、高市首相は官民の「反転攻勢」と1兆円超のAI関連投資、行政基盤「源内」を2026年5月から全省庁導入する方針を示した。

JAXA、みちびき5号機を搭載しH3ロケット8号機を鹿児島・種子島から再打上げへ

22日午前に再挑戦へ JAXAがH3・8号機を12月22日に打ち上げ発表

JAXAは、打ち上げ直前に緊急停止で延期された基幹ロケットH3の8号機を12月22日午前10時半ごろに種子島宇宙センターから再打ち上げし、搭載する準天頂衛星「みちびき5号機」で足踏みが続いた計画が改めて秒読み段階に入ると発表した。成功すれば運用開始に前進する見込みだ。

トランプ米大統領令、2028年まで有人月着陸と月周辺防護で現場負担増

トランプ米大統領、28年末の有人月面着陸と宇宙防衛を同時指示

トランプ大統領が2025年12月18日に署名した大統領令は、2028年末までの有人月面着陸を目標に掲げると同時に、兵器の脅威から月周辺を含む宇宙の監視・防護を強化する方針を示した。期限を政治化する探査計画と拡大する宇宙安全保障が現場の負担と選択肢に与える影響が焦点だ。

ドイツ メルツ政権 対外情報機関BNDにサイバー作戦実行権を検討

ドイツのメルツ政権、連邦情報局にサイバー作戦権限付与を検討

メルツ政権が対外情報機関の連邦情報局(BND)について、従来の「収集・分析」を超えサイバー作戦や妨害工作の実行権限を付与する法改正案の検討を開始、NDRなどが2025年12月18日に草案の存在を報じた。実行権限付与は国内外で議論を呼び、議会の監視強化や法的枠組みの整備が焦点となる。

政府 2028年にAIサミットを日本開催へ 首相が国際議論を主導

政府、2028年に日本でAIサミット開催へ 信頼性議論を主導

政府は2028年に日本で各国がAIのリスクや管理体制を議論する「AIサミット」開催案を固めた。首相は近く人工知能戦略本部で表明し、AI基本計画で掲げる「信頼できるAI」の国際ルール作りを主導する考えで、参加国の合意形成や産学連携で国際的なAIガバナンス構築を目指す。

大日本印刷 NIL用10nmテンプレート開発、1.4nm世代対応で消費1/10

大日本印刷、NIL向け10nmテンプレート開発 EUV代替を視野

大日本印刷(DNP)がナノインプリントリソグラフィー(NIL)向けに回路線幅10nmテンプレートを開発。1.4nm世代相当のロジック対応で、EUV露光に比べ消費電力を約1/10に抑え、先端半導体のコスト・電力課題に代替策を提示。製造コスト削減や環境負荷低減にもつながる可能性を示す。

半導体企業 Rapidus、2nm向け設計支援『Raads』発表 設計期間半減へ

Rapidus、2nm向け設計支援「Raads」発表 試作前を高速化

Rapidusは2025年12月17日に2nm製造プロセス向けの半導体設計支援ツール群「Raads」を発表。2026年度提供開始でEDAツールにより設計期間を50%、設計コスト30%削減、試作までの待ち時間短縮で微細化競争の鍵を握るとする。

インド政府、5G向け国産CPU『DHRUV64』公開 28nm生産へ

性能競争より自給確保 インド政府が国産CPU「DHRUV64」公開

インド政府のPIBは2025年12月15日、国産1.0GHz 64bitデュアルコアCPU「DHRUV64」(28nm)を公開。最先端競争よりも5Gなど重要インフラで自国製部品を確保する狙いがにじむ。輸入依存を低減し、通信インフラや国家安全保障での自立を図る狙いが色濃い。

ニコン、露光装置向けアライメント機器を開発 3Dデバイスの歩留まり向上狙う

露光前に測って直す ニコン、新アライメント装置を開発

ニコンは、半導体露光装置と組み合わせるアライメント新機種「Litho Booster 1000」を開発中と発表。ウェハを高精度計測して補正値を露光装置に反映し、3D構造の先端デバイスで重ね合わせ精度と歩留まりを改善、2026年後半発売予定。

三菱重工業が長崎県長崎市でアンモニア分解 蒸気で純度99%の水素製造に成功

需要地近接の水素供給へ前進 三菱重工、蒸気加熱で製造

三菱重工業は総合研究所長崎地区に設置したアンモニア分解のパイロットプラントで、蒸気を加熱源に用い純度99%の水素製造を実証。アンモニアを介した需要地近接の水素供給構想を前進させ、今後の実用化に向けた検討につなげる。

東京都、江東区海の森で空飛ぶクルマ水上実験 浮体ポートで成立性確認

都市実装へ一歩 東京、空飛ぶクルマ水上拠点を検証

東京都は野村不動産などと連携し、江東区・海の森水上競技場で空飛ぶクルマの水上離着陸拠点を想定した実証実験を実施。波の影響を想定した浮体式ポートに機体相当のヘリを離着陸させ、波浪や風、潮位変動を含む条件で安全性や運用性を評価し、都市型モビリティ導入に向けた知見を得た。

JAXA、鹿児島県種子島で準天頂衛星みちびき5号機搭載のH3を発射直前に緊急停止

JAXA、H3ロケット8号機を発射直前に停止 みちびき5号搭載

JAXAは2025年12月17日、種子島宇宙センターでH3ロケット8号機の発射直前に緊急停止を決定。搭載の準天頂衛星「みちびき5号機」は当初12月7日から延期されており、発射判断が今後の宇宙開発や運用に与える影響が注目されている。安全性評価と今後の試験計画に影響する見通しだ。

半導体業界団体SEMI、AI需要で2026年装置販売9%増予測 供給網緊張に警戒

半導体製造装置、26年1260億ドルへ SEMIが成長予測

半導体業界団体SEMIは、AI向けロジックやメモリ需要でウエハー製造装置の販売額が2026年約9%増の1260億ドル、2027年約7.3%増の1350億ドルと予測し、装置投資と供給網の緊張が先行して高まる見通しを示した。市場やサプライチェーンへの影響にも注目が集まる。

ANAホールディングスが研究機関JAXAと定期便で大気観測を実証、データ販売へ

ANAとJAXA、旅客機で大気成分観測 CO2見える化へ実証

ANAホールディングスとJAXAが2025年12月から定期旅客便の機内で地表付近の大気成分を遠隔で自動観測する実証を開始。機内センサーでCO2などのリアルタイム計測を想定し、将来は観測データを企業に提供・販売して排出削減の「見える化」を支える収益事業化を目指す。

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