ウクライナがポルトガルと無人海上システム量産へ、共同生産枠組み
ウクライナのゼレンスキー大統領は2025年12月20日、キーウでポルトガルのルイス・モンテネグロ首相と共同記者会見し、海上無人システムの共同生産枠組みを共同声明で合意。即席開発から欧州の産業連携で量産・供給継続と長期支援体制を目指す。防衛産業強化や輸出連携も視野に入れる。
国際社会で起きる出来事を広い視野で解説。地政学・国際経済・グローバル課題をNOVAISTの視点から伝えます。
ウクライナのゼレンスキー大統領は2025年12月20日、キーウでポルトガルのルイス・モンテネグロ首相と共同記者会見し、海上無人システムの共同生産枠組みを共同声明で合意。即席開発から欧州の産業連携で量産・供給継続と長期支援体制を目指す。防衛産業強化や輸出連携も視野に入れる。
12月17日夕、南京市でスマホのGPSと中国衛星測位「北斗」が大幅に乱れ、車載ナビや地図アプリが停止。南京衛星応用産業協会は信号妨害を指摘し、配達や配車が止まったことで位置情報依存の都市機能の脆弱性が浮き彫りになった。物流や公共交通、緊急対応にも影響が出て対策が求められている。
米カリフォルニア州サンフランシスコで12月20日に発生した大規模停電は最大約13万件の家庭や事業所が影響。PG&Eは21日朝までに約11万件を復旧したが約2万件が継続し、信号停止や公共交通の乱れが週末の市民生活や交通網に影響を与えた。復旧作業が続く。
英国のキア・スターマー首相は2025年12月21日、米大統領ドナルド・トランプと電話協議し、ウクライナ紛争の「公正で永続的」な終結に向けた戦況評価や停戦後の復興・安全保障を含む支援枠組みの調整で一致したと英首相官邸が発表し、協力を続ける意向も示した。
米司法省は2019年死亡のジェフリー・エプスティーン元被告に関する捜査資料の公開を開始。11月成立のエプスティーン文書透明化法に沿うが黒塗りや既出資料が多く、透明性と被害者保護の両立が課題だ。公開量は限られ、被害者のプライバシー保護と捜査の透明化のバランスを巡り議論が続きそうだ。
欧州連合は2025年12月18〜19日の首脳会議で、2026〜27年にウクライナへ計900億ユーロの融資を実施する方針を決定した。これに対しドイツの極右AfDは共同代表名の声明で計画を「政治・財政の失策」と非難し、最終的に欧州の納税者負担になると批判した。
産業用ドローンのACSLは2025年12月、米国子会社ACSL Incを通じカナダで販売事業を開始。ケベック州のJam Industriesと代理店契約し小型空撮機SOTEN200機を約2億円で受注、北米の調達安全保障が現場の機体選びを変えつつある。
米半導体大手NVIDIAは2025年12月15日、技術詳細を開示するオープンソース型AI基盤モデルを発表。ロイターは同社が従来より高速で低コスト、より賢いと説明していると伝え、まず小型版Nemotron3Nanoを投入、残る2モデルは2026年前半に展開予定。
米テックメディアStorageReviewは、Dellの2Uサーバー「PowerEdge R7725」単体で円周率を314兆桁まで計算したと発表。2025年7月31日開始、11月18日完了の試算で、クラスタ不要での大規模演算を実証したと同誌は伝えた。
ワルシャワでの共同記者会見でポーランドのナブロツキ大統領がウクライナ支援の評価不足に不満を表明。ゼレンスキー大統領は協力継続とドローン防空など軍事支援を提案し、対ロ戦をめぐる隣国の安全保障関係は感情と実務が同居する局面に入った。今後の軍事・経済支援や調整が焦点だ。
米国のピート・ヘグセス国防長官は、12月19日にシリアで過激派「イスラム国」(IS)を標的とする攻撃作戦「オペレーション・ホークアイ・ストライク」を開始したと発表。12月13日に中部パルミラで米兵2人と米国人通訳1人が死亡した事件への報復だと説明した。
2025年12月19日、エジプト訪問中のラブロフ外相は、停戦後に欧州主導の「ウクライナ多国籍軍」を置く構想を「ロシアへの脅威づくり」と非難。停戦の先での部隊配置を巡る議論が再び硬直している。
オランダ本拠の半導体大手ネクスペリアの中国法人が、主要製品の2026年生産分を賄うシリコンウエハーを中国企業から確保したと、Reuters入手の内部文書で判明。経営権を巡る対立でオランダ側が原材料供給を停止した後の自前調達が現場の止血になるかが焦点だ。
国連などのIPCは2025年12月19日、ガザで現時点では飢饉(IPCフェーズ5)を確認しないと発表。10月10日の停戦で人道支援や商業搬入が増加し食料危機は緩和したが、家計悪化や治安・医療・水の崩壊が同時進行で住民を追い詰める懸念は残り、国際支援の継続が不可欠だ。
ルビオ国務長官は記者団に、ベネズエラを巡るロシアとの緊張上昇について「懸念していない」と述べた。米政権はカリブ海で軍事態勢を強化し、石油取引などへの制裁圧力を強めており、外交の駆け引き以上に海上輸送や原油物流が先に揺らぐ可能性が高い、との見方を示した
時事通信が英FT報道を引用。対中規制強化で最新装置や部品が入手困難になり、中国の半導体企業はASMLの旧世代露光装置を独自改良してAI半導体の国内生産やサプライチェーンの延命を図っている。工場は「買う」より延命を優先し、国内投資や技術改良で自給率向上を目指す。
ロシア軍が12月19日夜にオデーサ州の港湾インフラを弾道ミサイルで攻撃し7人死亡、15人負傷。ウクライナ保安局は同日、地中海で制裁回避の「影の船団」タンカーを無人機が損傷させたと発表し、港と海路を巡る攻防が前線外にも拡大しており、民間被害や輸送への影響も懸念される。
2025年12月19日夕、台北市中心部の繁華街で通行人や買い物客が刃物で襲われ、少なくとも3人が死亡した。容疑者は現場近くの建物から転落して死亡し、警察は単独犯か動機の特定を急ぐ。地元報道は容疑者が兵役関連手続妨害で指名手配中だったと伝える。捜査が続く。
ルカシェンコ大統領は2025年12月18日、ロシアの核搭載が可能とされる新型極超音速ミサイル「オレシュニク」がベラルーシに配備され戦闘任務に入ったと表明し、同国がロシアの軍事的後方拠点となる構図が鮮明になった。これにより地域の安全保障や欧米との緊張が高まる可能性が指摘される。
EU首脳はブリュッセルの会議(18〜19日)で、ウクライナの軍事・経済ニーズを満たすため2026–2027年に総額900億ユーロ(約16兆円)の無利子融資を実施することで合意した。一方、凍結中のロシア資産を直接支援に回す案は法的・金融上の懸念で見送られた。