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コンゴ民主共和国で続くエボラ流行の死者が4000人を超えた。10月2日付のロイターとAPは政府統計として確認症例8300件、死者4018人と報じた。その後の国立公衆衛生研究所(INSP)日報では、10月2日(現地時間)時点で8442件、4080人に増えている。今回の流行は同国史上最大規模となっている。
7州64保健区域に拡大、地域で異なる感染状況
最新の日報では、感染歴のある地域は7州64保健区域に広がった。ロイターによると、政府と国連は9月、流行の中心となったイトゥリ州の一部で感染伝播が鈍化する兆候があると説明した一方、北キブ州などでは感染拡大が続いている。
症例数の減少だけで封じ込めの進展を判断するのは難しい。APによると、Africa CDCは、治安不安や住民の協力を得る難しさが症例把握に影響している可能性を指摘している。WHOも、治安不安や活発な人の移動などを背景に、監視、接触者追跡、診療、物資供給、地域住民との連携を支援している。
接触後の発症予防を目指す薬を試験
今回の原因であるブンディブギョウイルスによる疾患(BVD)には、承認されたワクチンや特異的治療薬がない。既存ワクチンErveboは別のエボラウイルスに対して承認されているが、BVDへの有効性は未確立で、WHOは研究プロトコル内での使用を勧めている。
イトゥリ州では、抗ウイルス薬オベルデシビルを使ったEBO-PEP試験が進む。APの10月3日付報道では250人超が登録されている。感染者との接触後、まだ症状のない人に投与して発症を防げるかを調べる試験で、有効性はまだ確定していない。
