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ロイターによると、Foundation Future Industriesは2026年7月23日(米国時間)、AMDの半導体を使い、軍事・産業向けの自律人型ロボットを共同開発する提携を発表した。Foundationは次世代機「Phantom MK-2」にRyzen AI Embedded X100シリーズを採用する計画だ。
センサー処理とAI推論を機体側で実行
Foundationが採用を計画している「Ryzen AI Embedded X100」シリーズは、AMDが2026年1月に発表した組み込みプロセッサだ。演算を担うCPU、画像処理に強いGPU、AI処理用のNPUを単一チップに統合している。
AMDはX100を、ロボティクスや自律システムなど、より高い演算性能を必要とする「物理AI」向けの製品と位置付けている。ロボットがセンサーから得た情報を機体側で処理し、AIによる推論や動作制御を実行する用途を想定する。
今回の提携では、FoundationがX100シリーズをPhantom MK-2の開発に用いる。ただし、AMDが機体設計や制御ソフトウェアなどの開発にどこまで関与するかは明らかになっていない。
物資搬送や偵察向けも開発
Foundationは2024年に設立され、創業者兼最高経営責任者(CEO)はサンカエト・パタク氏が務める。同社は、従来機「Phantom MK-1」を2025年に運用し、2万4000台を超える自動車の生産に寄与したと説明している。
軍事分野では、物資搬送や偵察に使うロボットを開発しているという。ただし、自律性の範囲やPhantom MK-2の詳しい性能、具体的な運用方法は公表されていない。
ロイターによると、エリック・トランプ氏は2026年初めからFoundationの投資家となり、最高戦略顧問を務めている。同通信は、トランプ一族による防衛関連企業への投資が、利益相反への懸念を招いているとも報じた。
提携の契約額は公表されていない。半導体の供給数量や開発費の分担、Phantom MK-2の量産・納入時期も明らかになっていない。
