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マレーシア警察は2026年7月27日夜(現地時間)、クアラルンプールのUNHCR事務所前に集まったロヒンギャらを警察本部へ移送した。警察は28日、113人を一時的な監視下に置き、うちロヒンギャ110人は全員有効なUNHCR書類を所持していたと発表した。
女性や子ども含む110人、書類は全員有効
ロイターは当初、保護を求めていたロヒンギャ難民・保護希望者100人超が拘束されたと報じた。クアラルンプール警察は移送人数を一時126人と発表したが、28日の発表では警察本部にいるのは113人とし、内訳をロヒンギャ110人、イラク人男性1人、ソマリア人女性1人、ロヒンギャ男性と結婚したインドネシア人女性1人と説明した。
ロヒンギャ110人は成人57人、子ども53人。警察による確認では全員が有効なUNHCR書類を所持していた。UNHCRが今後の対応を進める間、113人は警察本部内に一時滞在している。
UNHCRによると、マレーシアで登録されている難民・保護希望者は2026年2月末時点で約21万5600人。このうち約19万3800人がミャンマー出身で、ロヒンギャは約12万6100人を占める。
ペナン州からの移動、当事者と警察で説明に食い違い
ロイターによると、保護希望者側はペナン州で地元住民から住居退去を求められ、第三国定住などの支援を求めてUNHCR事務所を訪れたと説明した。一方、ペナン州警察は、州政府や連邦政府などの支援を受けた「自発的」な移動だったとしている。
同通信によると、マレーシアでは2026年5月以降、ロヒンギャを標的とするオンライン上のヘイトスピーチや偽情報が増え、嫌がらせや監視強化への懸念が強まっている。
