ハメネイ師殺害計画を前倒し イスラエルが反政府デモ受け判断
イスラエルのカッツ国防相は3月5日、昨年11月にイラン最高指導者ハメネイ師の殺害方針を決定し、当初は半年後の実施を想定していたが、イラン国内の反政府デモを受け計画を前倒ししたとの認識を示し、地域の緊張と安全保障リスクが一段と高まっていると述べた。
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イスラエルのカッツ国防相は3月5日、昨年11月にイラン最高指導者ハメネイ師の殺害方針を決定し、当初は半年後の実施を想定していたが、イラン国内の反政府デモを受け計画を前倒ししたとの認識を示し、地域の緊張と安全保障リスクが一段と高まっていると述べた。
ペルシャ湾の出口に当たるホルムズ海峡でエネルギー輸送の不安が高まる中、6日配信のロイター報道を基にニューズウィーク日本版は、中国が原油タンカーとカタール産LNG船の安全通航を認めるようイラン側と水面下で調整を進めていると伝えた。世界のエネルギー供給への影響が懸念される。
中東の軍事衝突が地下施設を主戦場化しつつある。米国と連携するイスラエルの対イラン攻撃は地上拠点から一転、地中深くに隠された弾道ミサイル関連施設を標的にする作戦へ照準を移すと関係者がロイターに語った。地下トンネルやシェルター、硬化施設にまで対象が及ぶ可能性もあり、情勢の激化が懸念される。
中東のイランを巡る緊張が高まる中、ウクライナ和平の次期外交日程が不透明に。ゼレンスキー大統領は3月5日、米国と協議し、ウクライナ・米国・ロシアの3者協議について延期や開催地変更の可能性を示した。国際社会は注視しており、交渉のタイミングや場所の調整が続く見通しだ。
イランで拘束されている日本人2人について、政府は連絡が取れて現段階で安全を確認していると表明。茂木敏充外相は3月6日の衆院外務委員会で答弁し、外交ルートでの対応と早期の身柄解放を強く求める姿勢を示した。政府は今後も継続的に情報収集し必要な支援や対応を続けると述べた。
国境を挟む緊張が南コーカサスに波及。3月5日、ナヒチェバン国際空港近くに無人機が落下し民間人4人が負傷。バクーは発射元をイランと非難し強く反発、外交抗議や報復を示唆して地域の安全確保と対応強化を急いでいる。影響は地域の政治情勢やエネルギー供給への懸念を招き、国際社会の注目を集める。
3月5日付報道によれば、湾岸の金融ハブUAEがイランに結び付く資産の凍結を検討中。国内で管理されるイラン関連資金が対象となれば、制裁下のイランの外貨調達や貿易の迂回ルートがさらに制限される可能性があり、中東情勢や国際制裁への影響も注目される。
湾岸地域の緊張が一段と高まる中、バーレーン内務省は3月6日、首都マナマでホテル1棟と住居2棟がイランの攻撃で損壊し物的被害が発生したと発表した。現時点で死傷者は確認されていないが、被害の規模や背景を巡り国際的な懸念が広がっており、今後の動向が注目される。
イラン南部ホルムズガン州ミナブの女子校被弾で約150人死亡。ロイター報道で米当局者2人が、米軍関与の公算が大きいと明かし、現場証拠や通信記録の精査が続く。国際社会の注目を集めている。
外務省はイランによる民間・外交施設への攻撃が続き情勢が悪化したとして、3月5日から湾岸地域の渡航判断を厳格化。クウェートなど6カ国の注意喚起をレベル3(渡航中止勧告)へ切り替える方針を示し、邦人や渡航予定者に注意を呼びかけた。現地情勢の急変に備え、最新の安全情報確認を促している。
2月28日の米国とイスラエルによる対イラン攻撃を受け、ホルムズ海峡周辺で軍事緊張と衛星測位の電波妨害が増加。数日のうちに原油・LNGの海上輸送が急減し、Windwardは主要航路でタンカー通航が事実上停止したと分析。エネルギー供給や世界市場への影響が懸念される。
軍事作戦の拡大が続く中、米東部時間4日(日本時間5日)の記者会見で米国防総省は、トランプ大統領暗殺を狙ったとされるイラン側指揮官を米軍が追跡の末に殺害したと発表。説明が新たな火種となり中東情勢に緊張をもたらし、国際社会の反応や各国の対応に波紋を広げている。
ホルムズ海峡を通る原油輸送の安全確保が米国の対イラン軍事作戦と表裏一体に。米時間3日にトランプ大統領がタンカー護衛や保険支援に言及、4日夜(日本時間5日午前)には政権が「早い段階で護衛に動く」と相次ぎ発信し緊張が高まっている。海上輸送や原油市場への影響も懸念される。
カタールの主力LNG輸出拠点ラスラファン(ラアス・ラファーン)がイランから攻撃を受け、カタールエナジーは4日に契約上の引き渡し義務を一時停止する不可抗力を適用。中東のLNG供給網は一段と不安定で、通常規模に戻るまで少なくとも1カ月かかる見込み。
水面下の接触があったとの報道を受け、ニューズウィーク日本版(3月5日朝)は、匿名のイラン当局者が米国からの働きかけに応じず軍は消耗戦に備えると報道。一方イランは米側への伝言は出していないと公式に否定した。報道は地域情勢の緊迫化を示すと注目されるが、真偽は不透明だ。
中東の緊張がいっそう高まる中、米国とイスラエルのイランへの圧力を受け、イラン軍当局者は3月4日、政権を揺さぶる動きに踏み込めばイスラエルの核関連拠点、ディモナの核施設を標的にするとの警告を準国営ISNAが報じた。報道は地域の不安定化と国際社会の懸念を強めると指摘している。
作戦開始直後、米政権から「戦況は大きく動いた」との発言が相次いだ。米時間4日、トランプ大統領はイランでの軍事作戦を米側が主導し短期で成果が出ていると強調、地域緊張や外交への影響に加え各国や専門家、米国内の評価や議会の反応も焦点となる。注目される。
トルコ南部ハタイ県で破片が見つかったことをきっかけに、トルコ国防省はイラン発射とされる弾道ミサイルを東地中海に展開する北大西洋条約機構(NATO)の防空・ミサイル防衛部隊が撃墜したと発表し、域内の防空網と軍事的余波が問題化しており、地域の安全保障に影響している。
カタール外務省は3月4日、ムハンマド首相兼外相がイランのアッバス・アラグチ外相と電話協議したと発表。イランは直近のミサイル攻撃を米国標的と説明したが、カタールはこれを退け、攻撃の即時停止と外交的解決を求め、地域の安定や民間被害防止を強調した。
中東で続く米国とイスラエルの対イラン軍事行動について、米政府は米東部時間4日(日本時間5日)に戦況を「勝勢にある」と強調。国防長官ピート・ヘグセス氏は作戦の長期継続を辞さないと断言し「攻撃はまだ始まったばかりだ」と述べた。地域の緊張と安全保障への影響が懸念される。