中国系Nexperiaに司法調査命令、オランダ裁判所が経営の適切性に疑義
企業統治を巡る内紛が長引く中国資本の半導体メーカー、Nexperiaで、司法が調査に踏み込む。オランダ・アムステルダム控訴裁判所の企業部(オンデルネミングスカメル)は現地時間2月11日12時30分(日本時間同日20時30分)、同社の経営方針や業務運営について、適切さを検証する正式調査を命じた。調査は数カ月規模になり、6カ月超もあり得るとしている。
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企業統治を巡る内紛が長引く中国資本の半導体メーカー、Nexperiaで、司法が調査に踏み込む。オランダ・アムステルダム控訴裁判所の企業部(オンデルネミングスカメル)は現地時間2月11日12時30分(日本時間同日20時30分)、同社の経営方針や業務運営について、適切さを検証する正式調査を命じた。調査は数カ月規模になり、6カ月超もあり得るとしている。
通訳の声が交互に響く電話会議で、中国の王文濤商務相とEUのセフチョビッチ欧州委員が、オランダの半導体企業ネクスペリアを巡る行き詰まりを語り合っていたのは2025年11月26日のことだ。両者は、政治が直接指示するのではなく、同社のオランダ本社と中国法人が自ら対話し解決策を探るべきだとの考えで一致したという。だが、その舞台裏には、オランダ政府の対応に対する中国の強い不信感が横たわっている。
北京の会見室にざわめきが広がったのは2025年11月4日午後だった。中国商務省が、オランダの半導体メーカーネクスペリアの経営権を巡る紛争で、オランダ政府が中国と協力していないと非難し、世界の半導体サプライチェーンに一段の混乱を招きかねないと警告したためだ。オランダ側は協議は続いていると応じ、隔たりの深さが浮かぶ。焦点は、9月30日にオランダ政府がネクスペリアを管理下に置いた判断と、その後の供給を巡…
秋の風が強まるハーグで、静かな日曜の発表が欧州の半導体地図を揺らした。オランダ政府が「物品供給法」を発動し、中国系の半導体メーカーNexperiaに対する介入を開始したのである。狙いは緊急時の供給確保と技術能力の保全。中国側は「地政学的偏見だ」と反発し、企業統治と安全保障のせめぎ合いが一気に表面化した構図が浮かぶ。