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ロシアが2026年7月から8月8日までにウクライナへ発射した弾道・極超音速ミサイル228発の半数超をRM48Uが占めたと、ロイターが9月18日付で報じた。ウクライナ検事総長室の軍事アナリストの統計に基づく。ウクライナ国防省情報総局は、RM48Uについて、退役した地対空ミサイルや標的ミサイルを攻撃用に改修したものと説明している。
7月は158発中87発、8月上旬は70発中36発
ロイターが伝えたウクライナの公式データによると、7月に発射された弾道・極超音速ミサイル158発のうち、87発がRM48Uだった。8月1日から8日までは70発のうち36発を占めた。いずれもウクライナ当局が示した発射数と内訳である。
国防省情報総局は9月、RM48Uを「攻撃ミサイル」として情報公開した。同局によれば、ロシアはS400用の退役した地対空誘導ミサイルや標的ミサイルを復元して攻撃用に改修している。RM48Uは、S400の48N6DM、48N6E2、9M96の部品を組み合わせた構成だという。
ただし、各発射が弾頭を搭載したものか、おとりとして使われたものかは個別に確定しておらず、用途や改修形態を一律には扱えない。
迎撃ミサイル消耗の狙いとの分析
ロイターによると、ウクライナ検事総長室と国防省情報総局は、RM48Uが高速の弾道軌道で飛行する一方、イスカンデルより威力と命中精度で劣るとみている。
英王立防衛安全保障研究所(RUSI)の研究員は、大量使用にはウクライナの迎撃ミサイルを消耗させ、精密攻撃ミサイルを温存する狙いがあるとの見方を示した。これは研究員の分析であり、ロシア側が公表した目的ではない。
またロイターは、国防省情報総局の説明として、ロシアがRM48Uの生産を2025年の200発から2026年に480発へ増やす計画だと伝えた。
2026年の480発という数字は生産計画であり、生産済みの実績を示すものではない。
