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イタリア国防省は2026年9月15日(現地時間)、NATOの防空任務に就くイタリア空軍のユーロファイター F-2000 2機が、リトアニア領空に侵入した無人機を迎撃・無力化したと発表した。無人機はベラルーシ方面から侵入したとされ、機体の出所や運用者は調査が続いている。
展開中の4機のうち2機が緊急発進
リトアニア当局は15日(現地時間)午前0時19分、無人機が探知された可能性があるとして、ビリニュス周辺などに黄色警報を発出した。ロイターによると、無人機はベラルーシ方面からリトアニア領空に侵入し、カウナス近郊のプラトクナイ付近で撃墜された。
迎撃したのは、NATOの東部側面で防空任務を担うイタリア部隊の機体だ。リトアニア国防省によると、同部隊はユーロファイター タイフーン(EF-2000)4機で構成され、7月末にシャウレイ空軍基地で任務を開始した。今回、このうち2機が緊急発進した。同省は迎撃に関わった兵士を表彰した。
NATOは7月、欧州での航空警戒任務を防空任務へ再編し、無人機や巡航・弾道ミサイルを含む幅広い航空脅威への対応権限を拡大している。
伊国防相はロシアから飛来の可能性を指摘
ロイターによると、クロセット伊国防相は、無人機がロシアから飛来した可能性が「最も高い」との見方を示した。ただし、リトアニア側は機体の出所や運用者を確定しておらず、残骸の分析を続けている。
リトアニア国防相は15日、墜落現場の捜索で爆発物が見つかり、爆発物処理要員が無力化したと明らかにした。リトアニア側は、残骸の調査を通じて機種や出所、意図的な挑発だった可能性などを調べている。
