イラン全土でネット遮断継続も「Starlink」で通信確保、デモ弾圧巡り攻防
イランで2026年1月8日から続く全国規模のインターネット遮断の中でも、当局が国内利用を禁じるSpaceXの衛星通信「Starlink」を使い、なお外部とつながる動きが一部で続いている。通信統制と衛星回線のせめぎ合いが、抗議デモ弾圧の実態把握そのものを左右し始めた。
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イランで2026年1月8日から続く全国規模のインターネット遮断の中でも、当局が国内利用を禁じるSpaceXの衛星通信「Starlink」を使い、なお外部とつながる動きが一部で続いている。通信統制と衛星回線のせめぎ合いが、抗議デモ弾圧の実態把握そのものを左右し始めた。
SpaceXの衛星通信網「Starlink」は、運用中の衛星の大きな“引っ越し”に踏み切る。Starlinkエンジニアリング担当副社長のマイケル・ニコルズ氏は2026年1月2日時点で、地上約550キロを周回する約4400基を、2026年を通じて約480キロへ段階的に下げる計画をXで明らかにした。規制当局や他の衛星運用事業者、米宇宙軍宇宙司令部(USSPACECOM)などと調整しながら進めるという。
ベネズエラ向けの衛星インターネット「Starlink(スターリンク)」を運営する米スペースXは2026年1月4日(同日時点)、同国の利用者に対し、2月3日までインターネット接続を無料で提供するとX(旧ツイッター)で明らかにした。イーロン・マスク氏も投稿を共有している。短期の無償化が、実際にどの層の通信費負担を減らすのかが焦点になる。
米SpaceXは米国時間2025年12月12日、同社の通信衛星網Starlinkの衛星が、中国の固体燃料ロケットKinetica-1で12月9日に放出された宇宙機の1機と危険な距離まで接近したとXで公表した。衝突は回避されたが、軌道上で誰がどう連絡を取り合うのかという基本が、いまの混雑に追いついていない。
SpaceXは12月2日、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍施設内の第37発射施設(SLC-37)で、2基の発射台を建設する承認を得たと明らかにした。テキサス州スター ベースに続き、超大型ロケット「スターシップ」の本格的なフロリダ拠点が動き出す。新たな基地整備は、周辺の暮らしと宇宙ビジネスにどのような変化をもたらすのか。
2025年、中国の宇宙関連企業3社が相次いで一部再利用型ロケットの初打ち上げに挑む見通しだ。これが実現すれば、打ち上げたロケットの主要部分を回収して再利用しているのは、米SpaceXと、同じく米国の別の企業に続き世界で3社目となり、中国としては初めてとなる。打ち上げコストを下げたい衛星ビジネスには追い風だが、その巨額投資は誰の負担で、どこまで回収できるのかが静かに問われている。
宇宙空間で衛星同士が光を交わす。SFの一場面のようだが、商用の現実が動いた。Muon Spaceは2025年10月22日、SpaceXのStarlinkが運用する小型レーザー端末を自社の次世代衛星「Halo」に統合すると発表した。衛星間で最大4000kmを25Gbpsで結ぶ光リンクを借り、地上のクラウドのように“常時接続”でデータを流す構想である。初号機の打ち上げは2027年1〜3月期とされる。
西海岸の上空に白い軌跡が伸びたのち、フロリダの海風が静かな朝にもう一筋の火柱が空へ向かった。2025年10月20日、SpaceXの衛星インターネット「Starlink」が通算1万基に到達した。フロリダとカリフォルニアで計56基を同日に打ち上げ、年内のFalcon 9は132回目に達して前年記録に肩を並べた。巨大コンステレーションは次の局面へ踏み出したと映る。
白い航跡が海風にほどける。11回目の飛行試験を終えたばかりの超大型ロケット「Starship」を背に、SpaceXが次の一手を差し出した。低軌道衛星網「Starlink」の次世代衛星「V3」を投入し、ギガビット級の接続と大幅な容量拡張を実現する構想である。電力網や光回線の外縁に暮らす人々に、ついに日常レベルの高速通信が届くかもしれないという期待が広がっている。
サンフランシスコの朝、端末に並ぶ「売却確定」の文字列が静かに灯った。OpenAIは2025年10月2日、従業員保有株のセカンダリー売却を完了し、企業評価額は5000億ドルに達した。イーロン・マスク氏のSpaceXを上回り、未上場スタートアップで最も高い評価となった。AI覇権をめぐる資金のうねりが、現実の数字として立ち上がったと映る。