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米海軍の新型フリゲート調達を巡り、三菱重工業の新型FFM(「もがみ」型護衛艦の能力向上型、通称「改もがみ型」)が候補として検討されていると、USNI Newsが2026年9月1日付で報じた。韓国の忠南級、トルコのイスタンブール級も候補とされるが、採用は決まっていない。
日韓トルコの設計を比較、評価は11月まで
USNI Newsは業界関係者3人の話として、ホワイトハウスと米海軍が海外設計を検討していると報道。最初の最大2隻を海外で建造し、その後は米国内へ生産を移す案も検討されている。米海軍の国際艦艇評価は11月12日までにまとめられる見込みという。
日本の候補についてNaval Newsは9月10日、検討対象は豪州が採用した能力向上型の新型FFMとみられると報じた。豪州政府は4月18日(現地時間)、同型3隻の契約締結を発表し、1番艦は2029年12月に日本から引き渡される予定だ。
防衛省は9月4日、米海軍艦艇の国外建造について「米国内で様々な検討」があることは承知しているとしつつ、個別報道への回答を控えた。現時点で日本政府や三菱重工が米国案件への参加を公式発表した事実は確認できない。
「Finland Model」で米国内造船を条件化
ホワイトハウスは8月13日付覚書で、対潜戦、水上戦、船団護衛を担う水上戦闘艦について、国際調達モデルを使った競争的取得計画を90日以内に提出するよう指示した。
「Finland Model」では、外国企業が米国内に新造船所を建設するか、既存造船所の所有権または過半数持分を取得し、米国人の採用・訓練、技術移転、米国内供給網の整備を進めることが条件となる。最初の最大2隻は海外建造を認め得る一方、それ以降は米国内で建造する枠組みだ。
Naval Newsは10日、日本の防衛産業関係者がこうした投資負担や国内建造案件を理由に慎重姿勢を強めていると報じた。ただし、三菱重工が参加辞退を決めたとの公式発表はない。
