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Googleは2026年9月2日付の公式ブログで、推論・コーディング向けAIモデル「Gemini 3.8 Flash」と、サイバーセキュリティ向けの「Gemini 3.8 Flash Cyber」の提供開始を発表した。Flash系では6週間で3回目のリリースとなる一方、「Gemini 3.5 Pro」は提供時期が確定していない。
3.7と同じ速度・導入価格で性能向上
GoogleはGemini 3.8を、3.7 Flashと同等の速度と低コストで提供する「これまでで最高の推論・コーディングモデル」と位置付けた。3.8 Flashは、ソフトウェア開発やエージェント型タスク、専門分野の複数段階推論で3.7 Flashから性能を改善したとしている。
導入価格は入力100万トークン当たり0.75ドル、出力100万トークン当たり3.75ドルで、2026年12月31日まで。2027年1月1日からは1.50ドル、7.50ドルとなる。一般向けにはGoogle AI Pro・Ultra加入者を対象にGeminiアプリ、AI Mode、Google Sheetsで提供し、開発者はGemini APIなど、企業はGemini Enterpriseから利用できる。3.8 Flash CyberはFairwind Programを通じ、政府機関や重要インフラ事業者、ソフトウェア保守者などに優先提供される。
今回の発表は3.7 Flashの3週間後で、Googleは6週間で3回目のFlashリリースとしている。7月21日には3.6 Flash、3.5 Flash-Lite、3.5 Flash Cyberを発表していた。
3.5 Proは「翌月」から時期未定に
Googleは5月19日、Gemini 3.5 Proを社内で利用しており、翌月に展開する見通しを示した。しかし7月21日には、パートナーと試験中で「準備が整い次第」提供すると説明し、確定日を示さなかった。
Ars Technicaは、Googleが2026年初頭以降、最先端レベルのGemini Proモデルを公開していないと整理し、3.5 Proはコーディング性能が他モデルに及ばなかったため公開が遅れたと報じている。Googleは3.5 Proの中止や開発断念を発表しておらず、9月3日時点でも提供日は示していない。
