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米Sony Music Publishing (US) LLC、Warner Chappell Music, Inc.など音楽出版社35社は2026年8月28日(現地時間)、AI「Claude」を開発するAnthropic PBCと共同創業者2人を著作権侵害でカリフォルニア北部地区連邦地裁に提訴した。原告は数万点の音楽著作物が学習や出力に無断利用されたと主張している。侵害はまだ認定されていない。
海賊版書籍や歌詞サイトから取得と主張
原告はSony Music Publishing側24社とWarner Chappell Music側11社で構成される。訴状は、Anthropic側が海賊版ライブラリー、歌詞サイトからのデータ収集、中古書籍のスキャン、外部データセットなどを通じて歌詞や楽譜を取得・利用したと主張している。
訴状はBartz v. Anthropicでの裁判所判断を引用し、マン氏が2021年6月にLibGenから少なくとも500万冊、Anthropicの従業員が2022年7月にPiLiMiから少なくとも200万冊の海賊版書籍を取得したとしている。原告は、その中に自社が管理する歌詞や楽譜を収録した書籍が含まれていたと主張する。
Claudeについても、原告各社が管理する楽曲の歌詞を逐語的またはほぼ逐語的に出力し得ると訴えている。原告側はAI技術自体を否定せず、権利者とのライセンスに基づく利用を求める立場を示した。
1作品当たり最大15万ドルの賠償などを要求
原告は陪審審理を求め、故意の侵害について1作品当たり最大15万ドル、著作権管理情報の削除・改変について1件当たり最大2万5000ドルの法定損害賠償を請求している。さらに、Claudeの学習データ、学習方法、既知の能力についての説明や、侵害複製物の廃棄なども求める。これらは請求内容で、合計額や実際の賠償額は確定していない。
AnthropicはTechCrunchに対し、出版社側の主張に同意せず法廷で争う考えを示した。8月31日時点で、公開情報から本件の侵害認定や救済命令などの大きな更新は確認されていない。
