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ネパール北部ラスワ郡で2026年8月26日(現地時間)、大規模な洪水が発生した。ネパール警察によると少なくとも157人が死亡し、政府の26日夜の集計では観光客・巡礼者484人と連絡が取れていない。ツアーに参加していたとみられる日本人5人とも連絡が取れていない。
日本人ツアー参加者5人と連絡取れず
ネパール政府側の集計では、連絡が取れていない観光客・巡礼者484人のうち391人が外国人、93人がネパール人とされる。捜索や照合作業に伴い、人数は変動する可能性がある。
共同通信は27日、在ネパール日本大使館担当者の話として、ツアーに参加していた日本人5人と連絡が取れていないと報じた。大使館はネパール当局に捜索・救助を要請し、情報収集を続けている。
橋19本と道路約40キロが流失
被災地は中国チベット自治区の吉隆に接し、カイラス山やマナサロワール湖方面へ向かう巡礼・観光ルートでもある。AP通信などによると、洪水で少なくとも橋19本と道路約40キロが流失し、集落や水力発電関連施設にも被害が出た。
国際山岳総合開発センター(ICIMOD)によると、26日午前9時ごろ(現地時間)からボテコシ川流域の水位が急上昇し、洪水はトリスリ川へ流れ下った。ICIMODは、氷と岩石の雪崩がレンデ・コーラ川に流入し、急激な増水につながった可能性を調べている。
AP通信によると、米地質調査所(USGS)は当初マグニチュード4.4の地震としていた地震動を、その後マグニチュード5.2相当の地滑りによるものへ更新した。洪水に至った一連の現象の詳細は引き続き調査中で、現地では捜索・救助と安否確認が続いている。
