「沖縄は日本の一つの県」 玉城知事が釘を刺す情報戦の最前線
中国メディアが「沖縄は日本ではない」といった論調を強めるなか、沖縄県の玉城デニー知事が12月3日、県議会で「沖縄は日本の一つの県だ」との立場を改めて示した。中国との外交関係も、この前提を日中双方が共有しているとの見方を示しつつ、足元ではSNS上の偽動画や過激な見出しが県民の不安をかき立てている。情報戦の最前線に立たされつつある沖縄で、自治体と住民はどう向き合えばよいのかが問われている。
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中国メディアが「沖縄は日本ではない」といった論調を強めるなか、沖縄県の玉城デニー知事が12月3日、県議会で「沖縄は日本の一つの県だ」との立場を改めて示した。中国との外交関係も、この前提を日中双方が共有しているとの見方を示しつつ、足元ではSNS上の偽動画や過激な見出しが県民の不安をかき立てている。情報戦の最前線に立たされつつある沖縄で、自治体と住民はどう向き合えばよいのかが問われている。
ガラス越しにスマホを構えた人たちが、ゆっくり竹をかじる双子の姿を追っていた。東京・上野動物園のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイだ。その裏側で、中国の新聞は「日本からパンダが姿を消すかもしれない」と伝える。動物たちの穏やかな息づかいと外交の緊張が、静かに重なっている。
国会での答弁を終えた高市早苗首相の言葉が波紋を広げる中、その余韻が冷めきらないうちに、中国のテレビ局や新聞の画面に「琉球」が次々と現れた。沖縄県の歴史や文化を取り上げる短い動画、琉球諸島の主権を論じる長い社説。台湾有事をめぐる発言への反発と歩調を合わせるように、沖縄の日本への帰属そのものを問い直す論調が、一気に前面に押し出されている。