中国軍と海警、スカボロー礁付近で同日哨戒 中比係争海域で統制姿勢を強調
中国人民解放軍南部戦区と中国海警局は5月31日、中国側が「黄岩島」と呼ぶ南シナ海のスカボロー礁付近で、軍の戦備哨戒と海警の法執行パトロールをそれぞれ実施したと発表した。中国とフィリピンが主権や漁業権を巡って対立する海域で、軍と海上法執行機関の動きが同じ日に公表された。
本ページでは「中国人民解放軍南部戦区」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
中国人民解放軍南部戦区と中国海警局は5月31日、中国側が「黄岩島」と呼ぶ南シナ海のスカボロー礁付近で、軍の戦備哨戒と海警の法執行パトロールをそれぞれ実施したと発表した。中国とフィリピンが主権や漁業権を巡って対立する海域で、軍と海上法執行機関の動きが同じ日に公表された。
中国人民解放軍南部戦区は27日、南シナ海の西沙諸島周辺でオランダ海軍フリゲート艦「デ・ロイテル」を退去させるため、海軍と空軍を動員して警告などの措置を取ったと発表した。中国側は同艦の「不法侵入」と艦載ヘリの「領空侵犯」を主張している。一方、オランダ側は同艦が国際法に従って行動していたと説明し、中国側の主張に反論している。
南シナ海のスカボロー礁をめぐり、フィリピン軍は27日、同礁周辺で今週、米軍と共同航行を実施したと発表した。これに対し中国人民解放軍南部戦区も27日、25〜26日に定期哨戒を行ったと公表し、海空での示威が同時進行する構図が鮮明になった。