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中国気象当局が「白海豚(DOLPHIN)」として追跡していた2026年第13号台風「ドルフィン」は8月9日夕方(現地時間)、浙江省に2度上陸した。中国東部で大雨や洪水、交通障害をもたらし、勢力を弱めた後も残余環流による雨が北京などへ広がった。
浙江省に2度上陸、約76万人が事前避難
中央気象台によると、ドルフィンは9日17時30分ごろに浙江省台州市玉環市へ強台風として上陸し、中心付近の最大風速は42メートル毎秒だった。18時40分ごろには温州市楽清市へ再上陸した。
AP通信によると、浙江、上海、福建では計約76万人が事前に避難した。上海の虹橋、浦東の2空港では9日に約1300便、10日に900便超が欠航し、一部地下鉄路線も運休した。浙江省では洪水や土砂災害への警戒が続き、浸水した住宅に取り残された人の捜索も行われた。
北京でも道路冠水、バス250路線が運休
ドルフィンは11日11時に熱帯低気圧へ弱まり、中央気象台は同日18時に台風としての番号付与を終了した。ただし残余環流と冷気の影響で、その後も中国中部や華北で強い雨が続いた。
ロイターによると、12日(現地時間)の北京では主要道路が冠水し、車両が立ち往生した。バス250路線が運休し、観光施設150カ所が閉鎖、地下鉄10路線では減速運転が行われた。昌平区では1時間に90.7ミリの雨量を記録した。
