アフガン首都でパキスタン軍機に応戦 タリバンが防空攻撃
首都カブールの夜明け前、爆発音と銃声が市街に響いた。タリバン暫定政権は3月1日、上空を飛行するパキスタン軍機に対し、防空攻撃で応戦したと明らかにした。緊張は国境地帯の衝突から一気に飛び火し、両国の軍事行動が首都周辺まで及ぶ事態になっている。
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首都カブールの夜明け前、爆発音と銃声が市街に響いた。タリバン暫定政権は3月1日、上空を飛行するパキスタン軍機に対し、防空攻撃で応戦したと明らかにした。緊張は国境地帯の衝突から一気に飛び火し、両国の軍事行動が首都周辺まで及ぶ事態になっている。
アフガニスタン国境を挟む武力の応酬が強まるなか、米国がパキスタンの立場に寄った。米国務省のアリソン・フッカー国務次官(政治担当)は米国時間27日(日本時間28日)、パキスタンのアムナ・バロチ外務次官と電話で意見を交わし、パキスタンの自衛権を支持する考えを示した。
国境地帯の緊張が、一夜で「戦闘の連鎖」に変わりつつある。パキスタンは26日夜から27日朝にかけ、アフガニスタンの首都カブールなどでタリバン暫定政権の拠点を攻撃した。ハワジャ国防相は27日、両国は「戦争」状態にあるとの認識を示し、対立が表面化した。
タイとカンボジアの国境衝突を巡り、米中がそれぞれ「電話外交」を強めている。米国務省によればルビオ国務長官は12月19日、タイのシーハサック外相に連絡し、情勢沈静化と停戦への復帰を求めた。中国側も12月18日、王毅外相が両国外相と相次いで協議した。22日にクアラルンプールで特別ASEAN外相会合を控え、停戦の糸口をどこで作れるかが焦点だ。
タイ軍は12月9日、カンボジアとの国境沿いで新たな衝突が拡大する中、タイ領内に入ったカンボジア軍部隊を排除する作戦を進めていると明らかにした。カンボジア国防省によれば、8日夜から9日朝にかけた砲撃などで民間人2人が死亡し、自国側の死者は少なくとも6人に増えた。停戦が揺らぐ国境では、砲撃音を避けて逃げる住民の列が途切れない。
パキスタン北西部ペシャワルの国境警備隊本部前で爆発音が響いたのは、2025年11月24日の朝だった。銃声と救急車のサイレンが鳴りやまぬうちに、翌25日未明には今度はアフガニスタン側の空から火の粉が降った。タリバン暫定政権は、隣国パキスタンの攻撃で子どもを含む民間人10人が死亡したと非難し、国境地帯の緊張は一気に高まっている。
イスタンブールで続いていたパキスタン政府とアフガニスタンのタリバン暫定政権の協議が、2025年10月29日に決裂した。国境地帯の衝突を抑える停戦の持続を探った場だが、「実行可能な解決策」は見いだせず、緊張緩和の糸口は細いままだ。パキスタンのタラル情報・放送相が明らかにし、住民の不安が広がっている。
フラッシュが一斉に走り、乾いた拍手が波のように広がった。タイとカンボジアが2025年10月26日、クアラルンプールで停戦合意の拡充文書に署名した。立ち会ったのはトランプ米大統領。7月の国境衝突から続いてきた緊張に、一段落の区切りが入ったといえる。だが真価は履行にかかる。