QSTとNTTが核融合炉制御で成果 高速プラズマ予測を可能に
核融合炉の運転に欠かせない高速プラズマ予測・制御へ向け、量子科学技術研究開発機構とNTTが高頻度リアルタイム通信を実現した。QSTの発表では、従来は難しかった条件で、プラズマ安定化に必要な超高速かつ大容量のデータ連携を世界で初めて可能にしたとしている。炉内状態の急変を見越して制御信号を返すには、観測と計算の往復を途切れなく続ける必要があり、今回の成果はその基盤整備を前に進めるものだ。
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核融合炉の運転に欠かせない高速プラズマ予測・制御へ向け、量子科学技術研究開発機構とNTTが高頻度リアルタイム通信を実現した。QSTの発表では、従来は難しかった条件で、プラズマ安定化に必要な超高速かつ大容量のデータ連携を世界で初めて可能にしたとしている。炉内状態の急変を見越して制御信号を返すには、観測と計算の往復を途切れなく続ける必要があり、今回の成果はその基盤整備を前に進めるものだ。
極低温の白い蒸気がすっと薄れ、計器の針が落ち着きを取り戻す。岐阜・土岐の実験棟で、ヘリカルフュージョンが組み上げた高温超電導コイルが息を吹き返したのは、2025年10月27日のことだ。核融合炉の磁場環境を模した装置の中で大電流を受け止め、超電導のまま安定稼働を示した。同社はこの達成を受け、最終実証装置「Helix HARUKA」の建設に踏み出すとし、2030年代の早期に統合実証の完了を狙うと強調し…